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『「キャリア」を理由に辞める若い社員を考えるPart.2』~明快通信Vol.72~

2015年8月25日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

先日、テレビの音量を大きくしたかった私は、

一生懸命、冷房の温度を上げていました。

そして、音量が大きくなったと思いこみ満足した矢先、

部屋の暑さで気づく、自分の失敗。

 

(音量が変わらなくても気づかない自分が不安です)

 

さて、本日も、井上健一郎先生のお話を

私、佐藤がお届けして参ります。

 

今回のテーマは「社員育成」。

 

■テーマ『「キャリア」を理由に辞める若い社員を考えるPart.2』

 

前回は、「キャリア」とはそもそも何であるか?

というお話から、若い世代の人たちが抱きがちな

「キャリア」に答えがあるという幻想について触れました。

 

今回は、上司、先輩として、そんな若者たちと

触れあう時に考えておきたいことを書いてみたいと思います。

 

■「答えを知りたい」という自然な欲求

 

現代は、インターネットやSNSを通して、思っている以上に

成功をしている人の物語をたくさん聞きます。

 

これが繰り返されるとどうなるか?

 

読んで、刺激を受けた成功談が

キャリア成長のゴールように思えるわけです。

成功のお手本であり、正解のように感じてしまう。

 

「そうやって、実体のない(正解のない)

イメージに振り回されるようになっているのでは?」と

井上先生は警鐘を鳴らします。

 

というのも、自分自身の正解もわからないのだから

目の前の仕事が果たして正解に近づいているのかなんて

わかるわけもない。

 

わからないから、不安になる。

 

こんなはずじゃなかったのにと思う。

 

 

でも、前回も話した通り、

キャリア形成は積み重ねなわけです。

 

だから

「目の前にあるこれをやっていたらどうなるんだろう?」

「これを身につけて、自分はどうなりたいか?」

という事を自分自身で考えることの方が、大変重要なわけです。

 

そこで、上司自身の経験から導き出された「答え・正解」を

伝えることは簡単です。

 

「これをやったら、営業力が格段に上がるよ~」というように。

 

でも、それだといつまでたっても、この社員は

「答え・正解」が無いと動き出せない社員になってしまいます。

 

■どんなコミュニケーションをとるか?

 

井上先生のお話だと、一番のポイントは

「理想」をイメージさせることだとか。

 

いったいどういうことでしょう?

 

まずはこう問いかけるところからのようです。

 

「これをすることで、3ヶ月後に

何が身に付いていたらいいと思う?」

 

この理想のイメージを本人に考えてもらうんだそうです。

 

部下「これずっとやり続けても成長が感じられると思えません」

自分「敢えていうなら何が身に付きそう?」

部下「計算が早くなるかもしれません」

自分「計算が早くなると、どういうことが起きるかね?」

 

というように。

 

「キャリア成長が望めない」という理由で

辞めるという人の大半は、おそらく、

自分の理想が分かっていない。

 

そして、理想が無いこと、

答えが得られないことを

環境や他人のせいにしているだけなのかもしれません。

 

だからこそ、理想は、自分で作るものだということに

気づかせ、理想を取りに行く習慣をつけてもらわなくては

いけないんですよね。

 

 

■新人でも中途でも・・・

 

そんな理想もなく、漠然としたイメージに

振り回されて不安を感じている人たちは、

身の回りで起こったちょっとした人間関係のいざこざや

仕事の失敗、お給料などに不満や嫌な理由を積み重ねていく。

 

そして、次の環境に仕事を求めて、離れていく。

 

そんな悪循環に陥らないために。。。

印象的だった井上先生の言葉を紹介します。

 

『「キャリア」は誰しも「ゼロ」から書きはじめる』

 

井上先生の言葉から想像すると

何色から塗り始めてもいいし、色を塗り重ねたっていいし、

白いまま塗らない部分があったっていいということなんですよね。

 

「何色から塗り始めればいいんでしょうか?」なんて

聞いていくキャリアは面白くない。

 

キャリア成長。改めて、ワクワクする言葉です。

 

みなさんはいかがでしたか?

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

来週もお楽しみに^^

 

 

■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

このお話を聞いていて思い浮かんだ映画を3つ。

「天使にラブソングを」や「カンパニーメン」

「Mr.インクレディブル」。

 

この3つに共通するのは、華やかな人生のステージの経験を経て

華やかな時には考えてもいなかった状況に陥った人たちの話。

プライド崩壊、挫折、無力感、不安。

 

そんな苦境だったり、不本意な状況から

自分が心動かされるものを知っていくんですよね。

そして考える。

 

音楽を楽しむということ。

生き生き伸び伸び「働く」ということ。

自分の力を思い切って、解放するということ。

 

自分が知らなかった(知らない)ところにも

自分の心を動かすものは眠っている。

 

そんなお話なのではないかと思います。

 

次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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