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『悩み:上司に良い顔して、現場で評判が悪い部下~第二弾~』~明快通信Vol.143~

2017年2月21日


おはようございます!

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

玄関前で鞄の中のカギを探す。

無い…またやってしまった。

 

(反対の手に握りしめていたのが家の鍵でした)

 

それでは、気を取り直して、

今回も、本文の前にお知らせです!

 

明快カレッジ3回目のテーマは

「採用戦略~採用するリスクと可能性~」。

 

履歴書を見てもいい人材は採れない。

志望動機を聞いても活躍する人材は採れない。

 

もしそうなら、採用面接では何を見ればいいのでしょう?

気になる方は、ぜひぜひお越しください!

 

お申込みはこちら!

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では、本日も参りましょう!

 

■テーマ:『悩み:上司に良い顔して、現場で評判が悪い部下~第二弾~』

 

前回に引き続き、この質問について考えていきます。

 

上司には良い顔をするのに、

周りの同僚からは評判が悪い。

そして、面談してもこちらの言う事は聞かない。

どうすればいいのでしょう?

 

前回は、その人の基本的欲求の部分について

仮説をたて、「力・価値の欲求」を満たすことを

糸口にするというお話でした。

 

前回はこちらから↓↓

http://jujube-ex.jp/Lcc769/21581

 

今回は、その人のコミュニケーションの傾向について

井上先生の仮説を聞いてきました!

 

■コミュニケーションの傾向を考える

 

井上先生の仮説は、DiSC理論から始まりました。

ご存知ない方は、こちらを参考にしてくださいね。

 

http://jujube-ex.jp/Lcc769/31581

 

人の行動特性を知るための診断ツールになります。

 

井上先生曰く、

「この部下の人は、D特性が強いかもしれないね」

 

井上先生がひも解く、D傾向として、

 

・コントロールをしたい

・力が拮抗していると上司でも食って掛かる

 

といったことが挙げられるのだそうです。

 

なぜ、こういった傾向があると井上先生が感じたかというと、

「面談で言う事を聞かない」。

 

これは「コントロールされたくない」ということ。

 

「コントロールをしたい」という傾向があるからこそ、

出てくる課題なのかもしれないと井上先生。

 

前回のお話と紐づけて、解説すると、

 

●力・価値の欲求が高く

「認められていない」と感じている

 

●コントロールしたい・自分で判断したい

という傾向が強い

 

この2つが合わさることで、

こちらからの働きかけやアドバイスを

コントロールや責めと捉えている。

そのため、頑なになったり、周りへの攻撃性が

増しているのかもしれないとのこと。

 

では、そんな部下に井上先生はどう向き合うのでしょう?

 

■関係の質を高めた後に、決められる範囲を設定する

 

まずは、前回お伝えした通り、

基本的欲求を満たすために、糸口を探します。

「その人のいいところを探す」でしたね。

 

そのあとに、いいところが分かったのなら、

その人を活かす為のストーリーを組み立てる。

 

井上先生はこんなことを考えたそうです。

 

コントロールしたい、自分で判断したい

という傾向が強いなら、その範囲を決めて、

任せてみるかもしれないとのこと。

 

例えば、その人のいいところを活かした

後輩育成プランを一緒に考えてもらう。

 

佐藤は思います。

問題があると感じている人に任せるには

勇気がいるところかと思いますが・・・

 

「だからこそ、関係の質を高めておいて、

一緒にテーマ設定をできるようにしておくんだよ」

 

と井上先生。

 

「あなたのこういうところを活かしてやってね」

 

もちろん任せるからには、

任せる側の責任が発生します。

ちゃんと見ていなくてはいけない。

 

だから、その範囲が小さくてもいいと言います。

 

その人を機能させたいなら、何ができるか?

そうやって考えてみてほしいと井上先生。

 

「直せ!」「止めろ!」と言っていても

何も起きないからこそ、問題解決の糸口を探す。

 

基本的欲求とコミュニケーションの傾向について

仮説を立てるところから。

 

その一歩が大きな一歩になるのかもしれませんね。

 

この仮説の立て方については、

明快カレッジ、4月20日(木)の回で

さらに詳しく、体系立ててお伝えする予定です。

知りたい方は、ぜひお越しくださいね。

予約もすでに受け付けています!

 

2017年3回目の明快カレッジは3月23日(木)。

テーマは「採用戦略〜採用するリスクと可能性〜」。

お待ちしております^^

 

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組織マネジメントに楽しさと喜びを!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

人の資質や傾向の話を聞いていると、

一番人が輝きやすい、動きやすい部分を

知ることに繋がるんだよなといつも思います。

 

でも、その傾向もおそらく一面的。

時と場合で出てくるものが違うんだろうとも思います。

 

映画「ブラックスワン」では

女優ナタリーポートマンが新境地を開いたと

言われています。

 

映画「LEON」の子役から大女優へ。

 

自分・人を知っていこうとしながらも

それが全てではないことも知る。

 

挑戦していく自分。

挑戦する人を後押しする自分。

 

常に知ろうとしながらも、

知ったことすら疑う柔らかさを

忘れずにいたいと思うこの頃です。

 

では、次回もよろしくお願いいたします^^

 

佐藤明日美

 

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