『仕事に向かうエネルギーは「心の栄養」から』～明快通信Vol.150～
2017年4月11日
おはようございます！
人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。
最近、近所のスーパーに導入されたセルフレジ。
お金を払うと安心し、買ったものを置いて帰る。
誰も渡してくれないですから！
（忘れ物お預かりセンターのおばさんに
顔を覚えられないようにしなければ・・・）
それでは、気を取り直して、
今回も、本文の前にお知らせです！
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では、本日も参りましょう！
■テーマ：『仕事に向かうエネルギーは「心の栄養」から』
社員のモチベーション。
それは組織の課題のうちの一つ。
最近の研究で、仕事に向かうエネルギーが湧く環境について
いろいろなことが分かってきていると井上先生。
井上先生がそれを3つにまとめて教えてくださいました。
さぁ、どんなものがあるのでしょう？？
■心に栄養が行きわたっているか？
井上先生曰く、
仕事に人間が邁進できるエネルギーを支えているものがあるとのこと。
それを井上先生は「心に栄養が行きわたっている」と
表現されました。
心に栄養とは？
■その１：感情的支援
これは、頑張っていることが認められていること。
何に対して努力したのかが理解されていることが
含まれていると言います。
上司から見ると努力が足りていないように見えることも
往々にしてあります。
ただ、「足りてないよね」と言われるのと、
「ここは頑張ってたけど、そんなもんじゃないよね」と言われるのは
また違うと井上先生。
そして、それは、
守られて、支えられていると感じること
に繋がっていくのだと言います。
■その２：風土
組織の風土において、心の栄養に影響してくること。
井上先生は、目標があること、
自主性が重んじられていることだと言います。
感じていることを素直に言えること、
率直に言いあえること。
「言ってもいいんだ」という風土。
ここが満たされること、それ自体が、
自主性を重んじられていることであり、
メンバーに責任感という名の自主性を生む条件になるとのこと。
そして、目標が明示されなければ、
この自主性だけが独り歩きしてしまうと井上先生。
■その３：前に進んでいる感覚
井上先生が特に強調されたのが
この「前に進んでいる感覚」でした。
日々取り組んでいる業務が、どこに向かっているのか、
自分が取り組むことの意義・意味がわかっている。
そして、それには、組織としての目標が
明確になっていることはもちろん、
個人としての目標・テーマが
明示されていることも必要なんですと井上先生。
特に、上が明確な「要望」を出せているかが
ポイントなんだとか。
そして、それだけではダメなのだそうで、
本人が進んでいることを認識するために、
上司や周りがフィードバックしているかどうかも
大きく影響してくると言います。
■環境を整えるということ
「感情的支援」「風土」「前に進んでいる感覚」。
どのように感じられたでしょうか？
井上先生は、組織マネジメントをする上で、
「環境」というものが、
組織と個人に影響を及ぼすかということを
よくお話ししてくださいます。
今回のこの３つも組織に属するものにとっての
「環境」であるわけですね。
この３つが整っていること。
それが、組織に属する人にとっての「心の栄養」になる。
それが満ちているからこそ、
仕事に向かう力強いエネルギーに変換されていく
というわけです。
今の環境はどのようになっているでしょうか？
ぜひ、振り返ってみてくださいね^^
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次回もお楽しみに^^
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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
編集担当の佐藤明日美です。
最近、好きな歌があります。
竹原ピストルさんの「オールドルーキー」。
その１節。
「積み上げてきたもので勝負しても勝てねえよ。
積み上げてきたものと勝負しなきゃ勝てねえよ。」
刻々と変化する時代、環境、自分。
積み上げてきたものにしがみつきたくなる時がある。
組織にも積み上げられてきたものがある。
個人にも積み上げられてきたものがある。
この歌は、こんな風に締めくくられます。
何度でも立ち止まっていい
また何度でも走り始めればいい
走り始め続けることだ
そしてどんなにささくれだった激走のさなかにも
ぬくもりを忘れるな 愛する者へのぬくもりを
会社、組織という環境で偶然出会った人たちと
何かを作り出すということ。
素敵なことだと改めて思います。
エールをこめて！
では、次回もよろしくお願いいたします^^
佐藤明日美
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