≫ HR Journal TOP

『語り、問いかけたら、受け止めて反応せよ!』~明快通信Vol.063~

2015年6月16日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

とある日曜日に、インドカレーとナンが食べたくなり、

出かけたのですが、如何せん辛い物があまり得意ではないため

「甘口」を頼んだところ、インドの方と思われる定員さんに

吹き出し笑いをされました。

 

一緒に行った中辛を頼んだ家族に、美味しいか感想を聞いてきたので

私も待っていたら、素通りされました。

 

(インドでは「甘口」を食べる人は認められないのでしょうか…)

 

 

さて、今回も井上先生の組織論を聞いてきましたので

私、佐藤がご報告いたします^^

 

今回のテーマはこれです!

 

■『語り、問いかけたら、受け止めて反応せよ!』

 

前回は、ビジョンや想いを語った社長やリーダーが

その後に、問いかけるのを躊躇する理由のお話でしたね。

 

それは、社員から返ってくるネガティブな反応が不安だからでした。

 

前回の記事はこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/1741

 

 

今回は、問いかけに対して返ってきた反応に

どう応えるかといったお話です。

 

井上先生の話だと、

「受け止めて、反応を返すこと」らしいのですが。。。

 

これがまた大事なようなので、早速、お伝えしていきます!

 

■語り、問いかける=対話開始の合図

 

せっかく、社長やリーダーが

ネガティブな反応が返ってくることも承知の上で、

語りかけ、問いかけたのなら、どんな反応が来るかを考えて

戦々恐々としないことです。

 

なぜなら、ビジョンや想いを語り、問いかけることは

「対話開始の合図」だからです。

 

どんな反応に対しても、戦う必要はありません。

 

議論ではなくて、あくまで対話だからです。

 

議論は、結論を導き出すためのもの。

対話は、お互いを知りあうためのもの。

 

時に、ずれた反応が来ることもあるでしょう。

それも含めて、社員の考えや思考、能力、傾向を

知るということです。

 

つまり会社に眠る可能性を知ると言い換えられるかもしれません。

 

■まずは、シンプルに受け止める

 

だからこそ、どんな反応に対してもまずは

受け止めてみます。

 

井上先生が言うにはシンプルでいいそうです。

 

「そうか(そうなんだ)」

 

自分と全く違う考えかもしれないし、

ネガティブなことばっかり言われて腹が立つかもしれない。

でも一言「そうか」と言ってみる。

 

ここで、否定して、その反応を抑え込んだり、

無視することは、次のチャンスを失います。

 

想像すれば、理由は簡単ですよね。

 

一度、受け止められなかった記憶があると

なんとなく、発信しづらくなりませんか?

 

人によっては、発信しなくなることもありますし、

躊躇したために、発信が遅れて、

さらに関係性を悪化させてしまったり、、、

 

誰しも、一度や二度経験があるところですよね。

 

■受け止めたら、反応を返す

 

ただ、受け止めたら、ここで終了ではないのです。

 

あなた自身のことをまた知ってもらうために

一言反応を返すのです。

 

その点は気づかなかったな。他にもある?

そうだとすると私はこう思うな。

この件は、もう少し、詳しく聞きたいな。

それは今の時点ではわからないな。もう少し時間くれる?

 

こんな感じでいいの?と思うかもしれません。

 

けれど、これだけの反応でも、社員の方としては

言った事に対して、社長がなんらかのスタンスを

真摯にとってくれたように感じられるわけです。

 

言ったことに対して、社長やリーダー自身が

ちゃんと反応を返してくれると、次からも言えるなという

安心感が持てますもんね。

 

反応を返してくれないと、言ってよかったのかどうなのか

気になりますから。

 

こうすることで、対話が繋がっていくわけですね。

 

人は、問いかけられたら話せる。

真っ向から受け止めてもらえたら、もっと話せる。

反応を返してもらえたら、また話したくなる。

 

これが、組織の関係性を良くしていくし、

「社員の積極性」にも繋がっていくのかもしれませんね。

 

いかがでしたか?

 

本日もありがとうございます^^

 

 

■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

大好きな映画の一つに「メアリー&マックス」という

クレイアニメの映画があります。

 

家庭環境に恵まれなかった8歳の少女(メルボルン在住)と

アスペルガー症候群を患う中年男性(ニューヨーク在住)が

数十年にわたり、文通を続けるお話です。

 

今回の話題でなぜこの映画が思い浮かんだかというと

「対話」というキーワード。

 

会わずして、手紙だけのやりとりながら、

相手のことを知り、自分をさらけだしていくことで

生まれていく信頼感がそこにはあります。それがステキなんですね。

 

手紙と言えど、対話はできる。

 

顔を見て行う対話は勇気がいるけれど、

そこで生まれる信頼感はやっぱりいいものなんじゃないかと

想像して、心温めておりました。

 

次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

————————————————————–

■井上先生の無料【組織活性化プロジェクトセミナー】はこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/2741

————————————————————–

■『明快通信』バックナンバーが読めるようになりました。

http://jujube-ex.jp/Lcc769/3741

————————————————————–

■人事評価システム「明快」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/4741

 

Facebookページはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/5741

 

■人事評価セミナー

http://jujube-ex.jp/Lcc769/6741

————————————————————–

■経営組織アカデミーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/7741

————————————————————–

■経営組織アカデミー(3%倶楽部会員、『明快』ご購入者はこちら)

http://jujube-ex.jp/Lcc769/8741

————————————————————–

 

▼『明快通信~中小企業は人事部を作りなさい!~Vol.063~

●井上健一郎のコラム『中小企業は人事部を作りなさい!』

このメールは、究和エンタープライズコンコードによる

メールマガジンです。


TOPへ戻る