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『5年後10年後を考えた社員教育してますか?』~明快通信Vol.121~

2016年9月6日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

朝、起きぬけに家の中で、

帰り道の道端で、

おもむろに蜘蛛の糸がからまる

今日この頃。

 

(何か良いことが起こる・・・かも?!)

 

さて、今回も、本文の前にお知らせです!

9月14日(水)の明快カレッジのテーマは

「人材活用・配置転換~人をどう活かすのか?~」です。

その人材活用、どんな根拠がありますか?

もっと自信を持って人材活用したい!そんな方はぜひお越しください^^

 

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それでは、本日も、井上健一郎先生のお話を

私、佐藤がお届けして参ります。

 

■テーマ:『5年後10年後を考えた社員教育してますか?』

 

中小企業の一番の悩みは、「人が育たない」。

 

井上先生は言います。

「社員教育の目的の一つは、

5年後10年後の会社の維持・発展」

 

今回は、井上先生の会社の維持・発展のための

社員教育の考え方について聞いてきました!

 

■教育には3段階のステージがある

 

井上先生は言います。

 

組織内での教育には

次のような3つのステージがあるんだそうです。

 

1)行動教育

2)思考教育

3)価値を創る教育/英才教育

 

「行動教育」は、守破離の守。

型を教える。

 

「思考教育」は、

モノの見方を広げ、深めていくもの。

仕事をしていくための「考え方」を身に付けさせる。

 

そして最後の「英才教育」。

これは、5年後、10年後に活躍してほしい人材を

育てること。

 

リオオリンピックの体操男子の金メダルを

思い返してみてください。

床や跳馬の白井選手のような

各種目のスペシャリストが育ち、

鉄壁のオールラウンダーの内村選手がいました。

 

このように秀でた人間を育てることが

英才教育なのだと井上先生。

 

中でも特に、5年後10年後のことを

考えて「英才教育」で未来のリーダー候補を

育てていくことは

特に重要だと井上先生は言います。

 

「リーダー候補のための英才教育」。

一体どんなものなのでしょう?

井上先生の理論から、お伝えしていきますね。

 

■リーダーを育てる英才教育のゴール

 

リーダー候補のための英才教育。

まず、その英才教育のゴールについて、

井上先生に聞きました。

 

井上先生曰く、

「リーダーに必要なことは、

『組織の理屈』と『個人の感情』を

繋げるマネジメントができるようになること」

 

どういうことでしょう?

 

『組織の理屈』とは、目標を達成することや

そのために遂行を徹底すること。

 

会社を維持・存続・発展するためには

必要不可欠な視点です。

 

けれど、人間は、頭ではわかっていても

感情のスイッチが入らないと動けない。動かない。

井上先生のいう『個人の感情』は

「楽しい」や「面白い」というもの。

 

この『組織の理屈』と『個人の感情』の間を

埋めていくマネジメントができるようになることが

組織の発展を生むのですと井上先生。

 

そして2つを繋ぐためのキーワードが

「関係性」と「納得性」だと井上先生は続けます。

 

関係の質は、これまでも何度も触れてきましたね。

簡単にまとめると違和感を表出できる、

安心して仕事ができる場を用意すること。

 

納得性は、ビジョンや環境の整備。

こういう意味がある、良い環境を整える。

そこから「なんかできそうだ。やれそうだ」、

「楽しいかも!面白いかも!」という感情を生み出す。

 

つまりは、組織の目標のために、

「面白そう!」「なんかできそう!」といった

感情の動きをチームの人間に生み出せるか?!

という事のようなのです。

 

これを会社として、教育をしていく

イメージが難しいところですよね。

 

なので、これから数回に分けて、

「英才教育って具体的にどんなもの?!」

「どんな人に英才教育をしていくのか?」

といったお話をお伝えしていけたらと思います!

 

今回は、会社の将来を見据えた社員教育として、

「英才教育」という観点でお伝えしました。

 

皆さんは、どんなことを感じましたか?

 

というわけで、次回もお楽しみに。

 

そして、来たる9月14日(水)の明快カレッジのテーマは

「人材活用・配置転換~人をどう活かすのか?~」です。

人を活用するというのはどういうことなのでしょう?

気になる方は、ぜひご参加ください!

 

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お待ちしております!

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

今回のテーマを聞きながら、思い出したのは

この映画「ズートピア」。

一度、ここでもご紹介しました。

 

肉食動物と草食動物が平和に共存する都市・

ズートピアを舞台にしたアニメ映画です。

 

主人公は、草食動物・初のうさぎ警官。

相棒は、チンピラのきつね。

 

力の強い肉食動物の警官たちにバカにされながら

警官として難事件を解決していくウサギの主人公。

 

自分を活かしきる。

そこに気付いたときに

新たな解決策が見えてくる。

 

相棒との違いを知り、

その違いの大切さに気付けたとき、

相棒と共にお互いを活かしきる。

 

そして、新たな世界が活きる。

 

そんな個人と世界の成長の物語なのかも

しれないなぁなどと

改めて、井上先生のお話を聞いて、

振り返ってみました。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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