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『対談【井上×秋山】社員の情熱はどこから湧くか?』~明快通信Vol.133~

2016年12月6日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

私は、中華のあんかけ焼きそばが好きです。

この前、家族に鼻で笑われました。

最後の最後に大きなエビを残していたから。

 

(食べ方の自己主張が強いらしいです)

 

さて、気を取り直して、

今回も、本文の前にお知らせです!

 

年内最後の明快カレッジは、12月9日(金)。

テーマは、

「組織の構築法~組織を作るとは?~」。

1年の総決算。組織のふり見て我がふり直せ。

(開始時間が14時からとなりますのでご注意ください!)

 

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では、本日も参りましょう!

 

■テーマ:『対談【井上×秋山】社員の情熱はどこから湧くか?』

 

井上健一郎先生と

秋山ジョー賢司先生の対談インタビューを

明快通信テイストでお伝えしてきましたが

今回で最終回です!

 

最終回のテーマは、「社員の情熱」です。

 

社員の情熱の湧き場所ってどこなんでしょう?

今回は、そのヒントをお届けできたらと思います^^

 

■情熱を高めるのは「従業員満足度」ではない

 

井上先生は言います。

「従業員満足度の高さが情熱に繋がるかというと

そうではないんですよね」

 

従業員満足度は、環境を整えたり、

制度を充実させたりすることで

充足感や心を満たすことに焦点が当たります。

 

でも社員の情熱は、充足感からは湧いてこないと井上先生。

 

では、何から湧いてくるのか?

 

「俺たちはまだやりきれてないよね」という

不足感なんだとか。

 

秋山先生は言います。

「それは、ビジョンに向かって

(現状が)届いていない!という不安感ですよね?」

 

井上先生

「そうなんです。

でもそれは自分たちがイケてないという

不足感じゃないんです」

 

秋山先生

「猛烈に求めることに対して届いていないという不足感」

 

井上先生

「やり切れていないと感じる前提は、

やり切れるということなんですよ」

 

社員の情熱は、ビジョンに届いてないから届きたい!

という不足感から生まれるというわけです。

 

そして、その前提には、

やり切れる!やり切りたい!という想いが

なくてはいけない。

 

では、その思いはどこから生まれるのでしょう?

 

 

■井上先生のポイント「面白そう!に気づかせる」

 

「面白そう」を感じられる環境において

「やり切れる!」という想いが生まれると

井上先生は言います。

 

「面白そう」を感じる環境。

 

それは、自分自身が「やってないこと」、

「できないこと」の世界にあると思うんですと井上先生。

 

未知の世界に対する期待感。ワクワク感。

 

そのために、日常的に、社員や部下に

自分よりはるかに高いレベルの世界、

自分の知らない世界を感じとらせる。

 

それをリーダーは意識してほしいと井上先生は言います。

 

そして、感じさせた後には、

部下に少し冒険させてみたり、

思いっきりやらせてみたり、挑戦させてみたりする。

 

気づいて、イメージして、体感する。

 

それが「やり切れる!」というスイッチ(情熱)を

入れるんですと井上先生。

 

 

■秋山先生のポイント「魅了する」

 

秋山先生は言います。

「とある地方の企業研修で、ある社員が言ったんですよ。

「この会社すごい!」って。」

 

この会社に入れたこと、出会えたこと。

そんな自分には実力も運もあったのだと、

社員が研修を通して感じたのだというのです。

 

心底、「この会社本当にいい会社だな」と思えたら

「俺、もってるよな」となるんです

と秋山先生。

 

そうなると自分自身の中から、

自分の役割や自分のすべきことが

湧き上がってきてそれが情熱になるのだと言います。

 

「それを「社長」や「リーダー」は

起こすことができるんです。」

と秋山先生は続けます。

 

例えば、多くの社員は、自分に制限をかけています。

 

こんなことできない。

これはやったことないから無理。

 

上に挙げた企業研修の社長のように

秋山先生の研修を社員向けに行う。

 

その研修を通して、自身の見方や捉え方次第で、

自分の行動や気持ちを変化させていけることを

学ぶ社員たち。

 

うっかり以前の自分じゃない自分に出会い、

もっと好きな自分になって、

自分と会社の今後に期待し始めるのだと言います。

 

そして、その機会をくれた会社と社長への感謝。

 

これも部下や社員を魅了することの一つ。

 

魅了された社員に湧き上がってくるのが

「やり切れる!」という情熱というわけです。

 

最後に井上先生から一言。

「魅了されると面白そうって感じるのって一緒ですよね」

 

皆さんは、

社員の情熱をどう湧き上がらせますか??

 

今回はここまで。

 

実は、今回のテーマにあった「魅了する」を

主題においた秋山先生のKindleが発売されました!

社長だけでなく、社員やフリーランスの方々からも

反響をいただいています。

 

「マウンティングとは魅了することである」

 

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

私はこれでマウンティングの概念が覆りました^^

 

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組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

思えば、私が好きなマンガの主人公は、

皆、自分の知らない世界や高みの世界に

ワクワクしている人ばかりな気がします。

 

『キングダム』の信。

『阿吽」の最澄、空海。

『昭和元禄落語心中』の与太郎。

『重版出来』の黒沢心。

『3月のライオン』の桐山零。などなど

 

挙げ始めたらキリがない。

不器用に見えるかもしれないし、

逸脱しているように見えるかもしれない。

 

でもだからこそ、人は心動かされる。

 

有り難いものなのかなとも思います。

 

個が輝きあったら、お互いに魅了されて

もしかしてすごく幸せなんじゃないか・・・。

 

社長も社員も魅了し合う会社というのも

素敵だなと思った今回の対談でした。

 

では、また次回もよろしくお願いいたします^^

 

佐藤明日美

 

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