≫ HR Journal TOP

『組織は他人の感性を受容する』~明快通信 Vol.006~

2014年4月29日


おはようございます。

 

人事評価システム「明快」事務局の佐藤です。

ビジネスパーソンとして、傘にもTPOの観念が必要かと思い、

グラスファイバー24本骨の渋い色の傘を新調しました。

 

(※おススメの傘がありましたら、ぜひ教えてほしいです)

 

今週も井上先生から人事に関する

ノウハウを取材して参りました。

 

今回のテーマは「感性」。

詳しくは本文で・・・!

 

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

テーマ:組織は他の人の感性を受容する

┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

 

おはようございます。井上健一郎です。

 

今週は、『組織内のコミュニケ―ション』について

触れてみたいと思います。

 

組織の基盤はコミュニケーションです。

単に情報伝達がスムーズであるだけでは、

質の良いコミュニケーションとは言えません。

 

 

質の良いコミュニケーションとは、

メンバーの心が通い合っている状態です。

価値観が共有できている状態ともいえます。

 

 

そのためには、メンバー間で「感性・感覚」を

共有することが大事です。

 

【意見を交換し感性を受容】

 

「私は、A案の明るい感じが好き」

「僕は、B案の繊細は感じが好きだな」

 

というような意見交換がされると、

「たしかに明るいものもいいけれど、

繊細さも大事な要素のような気がする」というように、

他の人の感性を受容するキャパシティが拡がります。

 

それに他の人の意見から、それまで気づかなかったことに

気づくこともできるでしょう。

 

最後に決めるのがたとえ上司であっても、できるだけ上司は、

最初に意見を言わないようにしたいものです。

 

上司が言えば、部下たちはどうしても自分の感じている事を

言いづらくなるからです。

 

【感性を共有する】

 

自由闊達に自分の意見を言い合えているチームは、

メンバー相互の理解が深まりますし、お互いに気づく機会を

増やすことができます。

 

この自由闊達さというのは、若い人たちを指導する時にも

非常に大事なことで、若いうちに自分の意見を堂々と

言えない状況に慣れさせてしまうと、その後も

ずっと意見を言わない人間にしてしまうことがあるのです。

 

【そのために心がけなければいけないこと】

 

・発言の根拠を強く求めすぎない

(なんでもいいからアウトプットさせることが大事)

 

・上司はみんなの意見を受けてから最後に発言する

 

・絶対バカにしない

(言葉にしなくても、バカにした態度は必ず伝わっていることを

知っていなければなりません)

 

・「面白い!」「いいねぇ!」など感性的な反応を必ず示す

(実は、一番大切なことかもしれません)

 

このようにして、とにかく、気持ちを表にあらわすことから

感性の共有は始まります。

 

ぜひ、普段の生活なのかで取り入れてみてくださいね。

 

井上健一郎

 

 

■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤です。

 

私自身、最近の口癖は「なんか違和感が・・・」

 

上長にしてみれば、話に付き合うのも

面倒だと思いますが、ありがたいことに付き合っていてだいて。

一緒にその違和感の原因を探していただくわけです。

 

これを20代初頭に私ができたかと言ったら無理な気がします。

感覚的な話=無駄な時間という意識がどこかに根付いていて。

 

なので、この年齢になって、

チームの人との関係性が作りやすくなり、

初めてこの「感性」というものを共有する会話が

成り立っているような・・・

もちろんチームの皆様へのありがたみも感じました。

 

そして、そういった感性の部分を共有できたときはなぜか

すごく嬉しくなるんですよね。不思議です。

 

また次回、メルマガでよろしくお願いいたします。

 

佐藤明日美

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

————————————————————–

■人事評価システム「明快」ホームページをリニューアルしました!

http://www.jinji-hyouka.com/

————————————————————–

■経営組織アカデミーはこちら

http://www.keieitensai.com/ladders-study-kiwa/

————————————————————–

 


TOPへ戻る