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『結果と成果の違いって、何だろう?』~HR Journal vol.30~

2017年12月26日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

今回が2017年ラストの配信となります。

今年も1年間、ご愛読頂き、誠にありがとうございました。

 

来たる2018年。

新年の配信は、1月9日(火)となります。

 

来年も張りきって参りますので、

ご支援の程、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

さて、今回のHR Topicのテーマは、

『結果と成果の違いって、何だろう?』です。

 

あなたなら、この問いに何と答えるでしょうか?

 

そして、今回のテーマの面白い点は、その先です。

成果や結果を測るための尺度は何なのか!?

 

井上先生は、

「その答えはズバリ2つです!」と明確に仰っていました。

 

組織マネジメントにおける

大切なキーワードが頻出しますので、

この機会に言葉の定義をしっかり覚えてください。

 

さぁ、今週も、井上ワールドをぜひお楽しみください。

まずは、今週のHR Journalの目次です!

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『結果と成果の違いって、何だろう?』

2. HRニュース:『36協定上限見直し等の助成金開始予定』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『結果と成果の違いって、何だろう?』

talk:井上 健一郎

 

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【結果】と【成果】、定義すると?

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【結果】

結果には

良い結果と悪い結果、両方あります。

 

【成果】

対して成果とは

良い結果のことを言い

悪い成果というものはありません。

 

成果とは実り。

実りがないものを成果とは言いません。

 

だから、良い結果を出さなきゃいけない。

 

では

成果の尺度って、何だと思いますか?

 

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【成果】はどうやってはかるのでしょう?

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大きく2つ、あると思うんです。

 

ひとつは、【利益】

会社の成果って、利益ですよね。

 

いかに利益を生むかが会社の成果。

 

もちろん、どうやってその利益を得るか、

その方法にはいろんな考え方がありますが。

 

ということは

組織人に共通してまず求められることは

利益貢献することなんです。

 

営業も、総務も、製造も

全員が、ですよ。

 

一般的に

会社の数値を推し量っているものとして

損益計算書(PL)と

賃借対照表(BS)がありますね。

 

これは、会社の全セクションの

全員が見た方がいいと思います。

 

たとえば、総務だったら

営業のように直接的には

損益計算書に関係ないかもしれない。

 

だけど、経費は関係してきますね。

 

賃借対照表にしても

資産が影響してきますから

その数値が健全になるためには

どうしたらいいか、考えなきゃいけない。

 

つまり

損益計算書と賃借対照表を見て

各々携わっている仕事が

どこの数字に影響しているのかを

全セクションの全員が

意識しているべきだろうな、と。

 

だから、損益計算書と賃借対照表の意味は

新入社員の段階から

早めに教えた方が良いかなと思います。

 

そうやって

全員で売上、利益を上げる意識を持つこと。

これ、重要です。

 

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成果は、利益だけでははかれない?!

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もうひとつは【生産性】

生産性とは

小さな投入で、大きな実りを得ることです。

 

生産性も

各セクションで定義が変わってきますね。

 

経理で言えば、お金における生産性。

総務なら、組織としての生産性。

人事は、人というものに対する生産性。

 

会社の生産性をあげるために

各々がどういう貢献をしているか

考えなければいけないと思います。

 

【利益】と【生産性】

このふたつが、会社の【成果】をはかる

2大テーマです。

 

そして、生産性の裏には

効率的意味合いをとても感じるんですが

効率だけでは語りきれないこともあるんです。

 

次回お届けするのは

生産性=効率性ではないというお話です。

 

さて、今年のトークは今回でおしまい。

 

また新しい年にお会いしましょう。

みなさん、よいお年を!

 

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2.HRニュース:

『36協定上限見直し等の助成金開始予定』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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36協定上限見直し等の助成金開始予定

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助成金は通常4月に見直しが行われております。

 

先日見直し予定の助成金に関する情報が公開されました。

 

助成金名称は「時間外労働等改善助成金」

 

その中で「時間外労働上限設定コース」について

金額が増額されることが予想されるためその内容を

案内したいと思います。

 

(助成金の概要)

・残業時間の上限設定を行う中小企業事業主に対して支給

 

(対象となる事業主)

・時間外労働が月80時間・年720時間を超える36協定を締結し、

その時間を超える残業等を複数月行った社員がいる会社

 

・時間外労働が月80時間・年720時間以下の36協定を締結し、

その時間の範囲の残業等を複数月行った社員がいる会社

 

(助成金の対象となる費用)

・就業規則等の作成・変更費用

・研修費用(業務研修を含む)、

・外部専門家によるコンサルティング費用

・労務管理用機器等の導入・更新費用など

 

(助成率、上限額)

かかった費用の3/4を助成

上限額の合計は200万円までで設定した時間・条件により変化します。

 

以上です。

 

かかった費用・経費に対する助成金ですが、

外部のコンサルティングを受けて

残業の削減を目指す企業や、

そもそも残業が多くある企業には

活用が広がりそうな助成金になりそうです。

 

現状は、あくまでも改正案ですが、

来年の取り組みの際の参考になればと

思い案内しました。

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第139回「質問:木を一本なら見れる社員が、森全体を見渡し、

思考・行動パターンを変えられるのでしょうか?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12011

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第124回「質問:『みなし残業代』の考え方について教えてください。」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22011

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第128回「質問:本当の意味で物事を『客観視』することは可能なのでしょうか?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32011

 

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  1. セミナー情報

 

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【1】『人事評価セミナー』

講師:井上健一郎

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中小企業において、

社員育成は大きな課題の一つです。

 

社員自身が思っているイメージと上司がその社員に

抱いているイメージにかい離があることはありませんか?

 

実は、そのかい離を小さくしていくことが

社員育成の大きなポイントになるんです。

 

キーワードは、「自己認知力」を高めてもらうこと。

 

自分がどんな人間か?

セルフイメージに加え、他者のイメージを取り込むことで、

視野の幅が格段に拡がるんですね。

そうすると、社員はさらに成長する。

 

「自己認知力」を高めることは、

人事評価制度をうまく使えば、実現できるのです。

 

人事評価制度を成功に導くポイントを盛り込んだ

セミナーを開催します。

 

弊社が10年にわたる人事評価制度導入の現場から

導き出したノウハウを凝縮してお届けして参ります。

 

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【開催日程】

2018年 1月 30日 (火) 15:00~17:00(開場14:45~)

2018年 2月 22日 (木) 15:00~17:00(開場14:45~)

 

【参加費用】1名 3,000円(税込・当日現金払い)

【定員】5社(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>  http://jujube-ex.jp/Lcc769/42011

 

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【2】『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

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上場企業から中小企業まで

エグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた

秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは

超えたい壁は超えられません。

 

今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性が

あるのです。

 

あなたが目の前の壁を超えたいのに

なかなか越えられないとしたなら、ぜひ一度、

そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が

一足先に、次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申し込みください!

 

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【開催日】2018年 1月 18日 (木)

【時間】18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>  http://jujube-ex.jp/Lcc769/52011

 

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