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『対極の思考や枠組みを駆使してマネジメントせよ!』~HR Journal vol.92~

2019年4月9日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日のトピックテーマは

『対極の思考や枠組みを駆使してマネジメントせよ!』です。

 

「物事には常に2つの軸がある」と、井上先生は言っています。

陰陽、明暗、性悪…パッと思いつくだけでもいろいろありますよね。

 

リーダーたるもの、対極にあるものを常に頭に置くこと!だと。

 

前回のお話にあった【即対応と待つ対応】も2つの局面。

さらに、このそれぞれ違ったものの見方がなせることなのだとか。

 

今回は、組織を4つの枠で捉える方法までたっぷりの内容です!

 

それでは、本日も井上ワールドを存分にお楽しみください。

今週のHR Journalの目次です!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『対極の思考や枠組みを駆使してマネジメントせよ!』

2. HRニュース:『WEBを活用した「就業規則作成支援ツール」』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『対極の思考や枠組みを駆使してマネジメントせよ!』

talk:井上 健一郎

 

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【即】&《待つ》対応は見方の違い?

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【即】対応と《待つ》対応は、一つの事象を

【視座】と《視野》のどちらで見るかで使い分けます。

 

【視座】とは、事象を見る立場や場所のこと。

《視野》は、見えている範囲のことを指します。

 

これに当てはめてみると、【即】対応ができるということは

【視座】が高いからできることなのです。

 

視座が高ければ高いほど、いろいろなものが見える。

それと同時に、価値観や覚悟の強さにも繋がるので、ハッキリと結論を言うことができます。

 

対して、《待つ》対応は《視野》の広さがないとできないこと。

 

視野は、いろいろな方法で試行錯誤するため、たくさんのものを集めるために必要です。

 

だからこそ《待つ》ことができるのです。

 

【視座】と《視野》。

使い分ける訓練をしていくと、仮説力や概念化する力が高まります。

 

そして、組織で問題が起きた時には、

原因を【概念】から紐解くことができるようになります。

 

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「概念から紐解く」とは?

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【概念】つまりフレーム。

 

ここで、ケン・ウィルバーというアメリカの思想家が提唱した

【4象限モデル】を使って考えてみます。

 

四角い枠を十字に割った、4つのボックスを思い浮かべてください。

 

その左半分は内面的・右半分は外面的な側面。

上半分は個人(個別的)・下半分は集団(集合的)という側面です。

 

・右上:外×個

・左上:内×個

・右下:外×集合

・左下:内×集合

 

という枠ができますね。この4つが合わさったものが、組織です!

 

この枠組みが頭の中にあれば、組織で起こった問題が、

4つの枠のどこに当てはまる問題なのかが、分かってきます。

 

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【4つのフレーム】が教えてくれることとは?

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例えば、その問題が社員の意欲の低下によるものならば、

「個人の内面的問題」なので、左上にある「内×個」のことですよね。

 

解決するためには、ここにアプローチするべきだと【仮説】を立てることができます。

 

・組織の風土の問題 →左下:内×集合

・組織の制度の問題 →右下:外×集合

・個人の知識やスキルの問題 →右上:外×個

 

上記より、この4象限モデルに当てはめてみると、何を変えなければならないのか、

どこにどうアプローチすべきなのかが見えてきます。

 

組織のトップやリーダーは、場面に合わせてこうしたフレームを使いながら

頭を整理すると、事象を具体に落としていくことができます。

 

「即と待つ」「視座と視野」「共通と差異」…常に物事には【2つの軸】がある。

リーダーたるもの、その意識を頭に置き、訓練を重ねることが上司力を高める道なのです!

 

さて、新年度が始まり、新入社員を迎えた企業さんも多いことでしょう。

 

次回から、改めて【組織のあり方】を考えてみたいと思います。

次回もお楽しみに!

 

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2.HRニュース:

『WEBを活用した「就業規則作成支援ツール」』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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新しく厚生労働省が情報公開しました!

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厚生労働省は先日、ホームページ上でモデル就業規則を改定し、公開したばかりです。

 

これに付随して「就業規則作成支援ツール」を公開しました。

 

支援ツールは、WEBを活用して就業規則を作ることができるものです。

 

モデル規程例や作成上の注意を参考に、入力フォームから必要項目を入力・印刷することで、

労働基準監督署に届出が可能な就業規則を、作成することができるものとなっています。

 

ユーザー登録をしておくことで、就業規則の入力データを保存し、

過去に登録したデータを呼び出して書き換えることができるようです。

 

章や条の追加や削除、そして並べ替えも可能みたいですね。

 

作成する時には、条ごとに「作成上の注意」を確認することになっており、

条文の意味も理解できます。

ただし、あくまでもモデル就業規則の雛形なので、

必要項目はユーザーの入力が必須となっておりますので、その点ご注意下さい。

 

一般的な内容であることを前提に利用する必要がありますが、

ほとんどはカバー出来ると思います。

 

初めて就業規則を作る時などにご活用下さい。

 

【就業規則作成支援ツール】のご利用はこちら

>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/12631

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第206回「質問:業績の関係で、評価はされても賞与が出ません…」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22631

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第191回「再版『労働法のしくみと仕事がわかる本』がバージョンアップ!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32631

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第195回「質問:他人に「相談する」ことに対して抵抗があります…」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42631

 

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  1. セミナー情報

 

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【1】『CKP経営大学校 -組織マネジメント編-』

講師:井上健一郎、秋山ジョー賢司

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強い組織になるためには、組織構築が必須条件となります。

 

社長がトップ営業であり、マネジメントも行っている。

現場を任せられるナンバー2が育たない。

リーダーとして、チーム形成が上手くできない。

 

強い組織ほど柔軟に、かつ正確に状況を判断し動いていきます。

 

そのためには、リーダーという存在が必要不可欠。

では、今の時代のリーダーは何をするべきなのか?

 

どうすれば人を動かすことができ、組織としての一体感が生まれるのか。

 

その答えは、「柔軟性」と「再現性」のバランスです。

 

経営者目線と社員目線の、両側面から学べる講義をお届けいたします。

 

毎月1テーマ。

組織マネジメントの極意を、ぜひ学びに来てくださいね。

 

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【開催日程】

2019年4月11日(木) 15:00~18:00(開場14:45)

 

【参加費用】

第1部会費:8,000円(税込・当日現金払い)

※第2部会費:4,000円(税込・当日現金払い)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/52631

 

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【2】『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

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上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは超えたい壁は越えられません。

 

今持っている常識や信念が、邪魔をしている可能性があるのです。

 

あなたが目の前の壁を越えたいのになかなか越えられないとしたなら、

ぜひ一度、そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が一足先に、

次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申込みください!

 

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【開催日程】

2019年4月16日(火) 18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/62631

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