≫ HR Journal TOP

『人選で見極めたいのは【粘り強さ】という資質!』~HR Journal vol.99~

2019年6月4日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

採用試験を実施する時に

「こんな人材がほしいな。」という理想があると思います。

 

そんな中で、井上先生が最大の武器だとおっしゃるのは「粘り強さ」。

これが一番育てにくい資質だからだそうです!

 

働き方改革、ワークライフバランス、時短…。

 

そんなことが叫ばれている世の中で「粘る」なんて

時代に逆行しているようですが、粘り強さとは、どのように役立つのでしょうか?

 

そして、どのように見極めるのでしょうか?

 

本日は、その具体的なポイントについてお話してくださいます。

 

それでは、今週も井上ワールドをどうぞお楽しみください。

まずはHR Journalの目次です!

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『人選で見極めたいのは【粘り強さ】という資質!』

2. HRニュース:『パワハラ防止対策について』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

1.HRトピック:

『人選で見極めたいのは【粘り強さ】という資質!』

talk:井上 健一郎

 

——————————————–

採用試験、企業側のスタンスとは?

——————————————–

 

採用試験の時、先日からお話ししている【問題をぶつける】シーンでも、

採用側はどういうスタンスでいるべきなのか?

 

それは組織ごとに【どういう人材がほしいか】

によって【何を重視するか】を決めればいいのです。

 

ただ、私から一つ見出して欲しいものといえば

【粘り強さ】だと思います。

 

粘り強さは、人の資質によるところが大きく、

人間が完成する過程の中でつくられてしまうもの。

だいたいが幼児期に決まると言われています。

 

つまり、なかなか開発できないのです!

 

——————————————–

粘り強さはどこで見極める?

——————————————–

 

粘り強さは【何かに取り組んでいる姿】で、判断します。

 

同じ課題を与えても【スラスラやれちゃう人】

と、時間内に【なんとかできる人】がいます。

 

スラスラやれちゃう人には、粘り強さは感じませんよね?

けれど、苦戦しながらもゴールにたどり着こうと頑張っている人には、

なんとなく粘り強さが見てとれます。

 

——————————————–

粘り強さはなぜ必要なのか?

——————————————–

 

昨今、働き方改革が進んでいて、時間という尺度で物事が計られると

「粘る」こと自体が、評価対象ではなくなるわけですよね。

 

そういう視点で見ると、たどり着くゴールが同じであれば、

スラスラとできちゃう方がいい。

 

しかし、何かを生み出さなければならない時代で、

与えられたものを簡単にこなすだけではダメなのです。

 

苦しみを超えた人が、やっとできるようになって、慣れて、

さらにできるようになってもっと早く、あるいは別のことを【生み出そう】とする。

 

これができるのは【粘り強さ】があってこそ。

 

——————————————–

どんな質問から引き出すの?

——————————————–

 

面接で粘り強さを探れるとしたら、ずっと続けて来たことやその苦労話、

乗り越えたエピソードを聞いてみるのがいいでしょう。

 

アルバイトというのがありがちですが、もっと長く続けて来たことのレベルで。

 

例えば、小学校から続けてきたクラブ活動とか。

小、中、高、ぜんぶ違う人もいますし、大学まで続けたという人もいるでしょう。

 

成果が出てないことに対して【どうしているか?】というのも見たいところですね。

 

成果が出ないから「もがいている」のか、

成果が出ないから「もう無理!」と、投げ出しているのか。

 

粘り強さはありながら、能力がなくて困ることもありますが、それはサポートが可能。

能力はありながら、粘り強さがない人の方が、困りものです。

 

粘り強さこそ【最大の武器】です。

 

さて、次回は【人選で陥りがちなワナ】についてのお話をしたいと思います。

どうぞ次回もお楽しみに!

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

2.HRニュース:

『パワハラ防止対策について』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

——————————————–

【パワハラ防止対策】法律が一部改正しました!

——————————————–

 

先日「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等」

の一部を改正する法律が成立しました。

 

この中で【パワハラ防止対策】が法制化されています。

 

法律のポイントは、以下2点です。

 

1:会社に対して、ハラスメント防止のための相談体制の整備等を義務化

→適切・有効な実施を図るための「根拠規定」を整備する

 

2:ハラスメント等の防止対策の強化

→ハラスメント等に起因する問題に関する国、事業主及び労働者の責務の明確化

→労働者が会社にハラスメント等の相談をしたこと等を理由とする不利益取扱いを禁止

 

大企業では2020年4月1日に施行され、中小企業は2022年4月1日に施行される見込みです。

 

中小企業は3年後と、少し時間的に余裕がありますね。

 

とはいえ、ハラスメントは労使トラブルの最大課題とも言われています。

 

今回の法改正を機に、社内体制の整備や従業員教育を進めてみてはいかがでしょうか?

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第214回「新しいものを生み出す組織とは!?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12701

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第199回特別ゲスト・石塚毅氏

「中小企業経営者が知っておくべき採用市場の変化とは!?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22701

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第203回「質問:自分の得意を見つけてビジネスまで昇華させる方法とは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32701

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. セミナー情報

 

——————————————–

『マインドセットセミナー』

講師:秋山ジョー賢司

——————————————–

 

上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして

人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司氏。

 

自分の常識や信念を、強く持ち続けているだけでは超えたい壁は越えられません。

 

今持っている常識や信念が邪魔をしている可能性があるのです。

 

あなたが目の前の壁を越えたいのになかなか越えられないとしたなら、

ぜひ一度、そのヒントをつかみに来てください!

 

これまでのセミナーで参加者の3人に1人の経営者が一足先に、

次のステップに進むことを決断しています。

 

定員5名です。

ぜひ、お早めにお申し込みください!

 

——————————————–

【開催日程】

2019年6月18日(火) 18:00~20:00(開場17:45~)

【参加費用】3,000円

【定員】5名(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/42701

——————————————–

■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/52701

 

■人事評価システム「明快」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/62701

 

■Facebookページはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/72701

——————————————–

▼『HR Journal』

このメールは、究和エンタープライズコンコード株式会社によるメールマガジンです。


TOPへ戻る