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『新人の初期教育で必ず伝えたい時間管理術(前編)』~HR Journal vol.104~

2019年7月9日


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(2019/7/9 配信)

 

おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日のテーマは、新人教育に大切な【時間管理術】についてです。

 

以前、「数分でできる処理仕事こそ、時間を決めてとっとと終わらせましょう」

と、お話ししてくださった井上先生。

 

今日は、改めてその話題も登場します。

 

何度も登場するということは、それだけ重要だということ!

時間管理が「なぜ」重要なのか、そこをよく理解して、

新人教育に役立てていただければと思います。

 

では、早速井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『新人の初期教育で必ず伝えたい時間管理術(前編)』

2. HRニュース:『平成30年度 個別労働紛争解決制度の施行状況』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『新人の初期教育で必ず伝えたい時間管理術(前編)』

talk:井上 健一郎

 

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新人は、時間管理ができない?

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時間管理をするといっても、新入社員のうちはどの仕事が

どれくらいの時間がかかるものなのか読めないことばかりですよね。

 

そこで、まず最初に身につけるべきことは何でしょうか?

 

▼時間管理術(1)————————

時間が読める仕事と読めない仕事を分ける。

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時間が読める仕事とは、

報告や連絡のように数分間で終わるような【処理仕事】を指します。

 

対して、時間が読めない仕事には、考えること、

相手のいる仕事などが分類されます。

 

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時間が読める、読めない、どちらが大事?

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ここで大事なのが、【処理仕事】の方を【とっとと片付けていく】ということ。

 

これがなぜ大切かと言いますと、重要と緊急のマトリクスがあります。

[重要で緊急な仕事]には、すぐさま手をつけなければいけません。

 

ところが、よくあるのが[重要ではないけど緊急な仕事]に追われるケース。

 

どんなケースかと言いますと、

例えば、経理に伝票を催促されて出さなければいけないとか。

 

伝票なんて、本来は【処理仕事】なのです。

だから[重要でも緊急でもない仕事]なのに、放っておいた結果、

[重要じゃないけど緊急な仕事]に変身。

 

さらに[重要で緊急な仕事]の妨げになり、仕事の質を下げると言われています。

 

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処理仕事のベストな片づけ方とは?

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そこで、処理仕事は緊急にも重要にも変身しないうちに、

とっとと終わらせておく必要があるのです。

 

ベテランになれば、処理仕事を隙間時間にやれるようになります。

 

でも、新入社員のうちは無理なので、毎日あるいは1週間に1回でもいいから

処理仕事にあてる時間を設定しましょう。(時間は30分程でOK)

 

そして、電話がかかってこようが、全てを遮断して処理仕事に集中するのです。

 

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処理仕事に役立つテクニックはあるの?

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処理仕事の助けとなるのが【TODOリスト】。

メモに書き連ねても、付箋に書いて貼ってもいいので、

処理仕事をリストアップします。

 

目のつくところに貼ってあると混乱するので、手帳を開いたところとかが良いかも。

とにかくメモを捨てる感覚で、リストを減らしていきます。

 

場合によっては人に渡せるようだったら、渡してもいい。

それも処理ですからね。

 

そのうち、仕事を覚え、時間が読めるようになったら

どんなに高度な仕事であろうと、それは処理仕事なのです。

 

次回は、もう一つの時間管理術【仕事の時間を設定する】について

お話していきたいと思います。また来週、お会いしましょう!

 

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2.HRニュース:

『平成30年度 個別労働紛争解決制度の施行状況』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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労働トラブル件数の1位は、過去10年で「大幅増」

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労働トラブルと言えば「解雇」がメインという時代が続いていました。

 

しかし、平成24年度に「いじめ・嫌がらせ」が首位に立ってからは、

ずっと「いじめ・嫌がらせ」の首位が続いています。

 

先日、最新データである平成30年度の調査結果が公表されました。

今回はその結果についてご紹介します。

 

なお、この調査は、都道府県労働局及び労働基準監督署に設置された

総合労働相談コーナーに寄せられた、民事上の個別労働紛争の相談件数

(計323,481件)について取りまとめたもの。

 

これによれば、民事上の個別労働紛争の相談件数は以下のようになっています。

※( )内は10年前の平成20年との比較です。

 

・「いじめ・嫌がらせ」… 82,797件(257%)

・「その他の労働条件」… 45,960件(170%)

・「自己都合退職」  … 41,258件(250%)

・「その他」     … 40,171件(111%)

・「解雇」      … 32,614件(49%)

・「労働条件の引下げ」… 27,082件(77%)

 

「いじめ・嫌がらせ」の伸びは、非常に大きくなっていますね。

 

こうした状況を受けてか、来春に【パワハラ防止措置の義務化】など対策が行われます。

 

従業員が安心して働くことができる環境の構築を進めていきましょう。

 

参考リンク:厚生労働省

「平成30年度個別労働紛争解決制度の施行状況」

http://jujube-ex.jp/Lcc0/1t9501

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第219回「質問:「ワンマン社長」と「モノを言えない専務」に、

現状を理解してもらうためには?~離職率も高く、現場が疲弊しています~」

http://jujube-ex.jp/Lcc0/2t9501

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第204回「質問:パワハラをきっかけに、退職しました…」

http://jujube-ex.jp/Lcc0/3t9501

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第208回「質問:嫉妬する気持ちをリソースに変える方法とは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc0/4t9501

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、

今の常識や信念が邪魔をしている可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を

実践的知識とともに、惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、

ぜひヒントをつかみに来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

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【開催日時】

2019年7月9日(火)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc0/5t9501

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc0/6t9501

 

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