≫ HR Journal TOP

『リーダーシップに必要なのは【主義主張】である』~HR Journal vol.112~

2019年9月10日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

「リーダーシップとは、誰もが発揮できるもの」by井上 健一郎

 

新入社員も、上昇志向の若手も、誰でも条件が揃えば

周囲を引っ張っていけるのだそうです。

 

本日のお話は、「リーダー」という立場を一旦置いて、

誰もが持てる【リーダーシップ】についてお話しいただきます。

 

話の中で著書についてもチラッと触れていますので、

ぜひ合わせて読んでみてくださいね。

 

本当に奥が深い井上先生のリーダーシップ論!

本日もどうぞたっぷりとお楽しみください。

 

それでは、今週のHR Journal 目次からスタートです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『リーダーシップに必要なのは【主義主張】である』

2. HRニュース:『人手不足に対する企業の動向調査』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

1.HRトピック:

『リーダーシップに必要なのは【主義主張】である』

talk:井上 健一郎

 

———————————————

リーダーシップは誰のもの?

———————————————

 

そもそもリーダーシップとは、リーダーという立場の人

だけではなく、誰もが持てるものです。

 

◎思いや方針を持っている

◎向かうべきゴールが見えている

◎旗を立て、周りを巻き込んでいる

◎周囲の人々が受容している

 

こういう状態をつくることが出来たなら、その瞬間、

リーダーシップを発揮していると言えます。

 

リーダーが発揮するものが「狭義のリーダーシップ」なら、

誰もが発揮できるものは「広義のリーダーシップ」。

 

広義のリーダーシップに必要なものが【主張する力】となります。

 

———————————————

「主張=押し付け」でも良いのか?

———————————————

 

「主張がなければリーダーシップは発揮できない…」と言いつつ、

相手の事情も考えずに押し付けてはいけません。

 

自分の【主義主張】を持ちながら、それを人に【納得させる】。

この両方を兼ね備えなければなりません。

 

ちなみに、私は『「弱いリーダー」が会社を救う』という本を

書いています。

そのため、「弱いリーダーが正しい」と主張していると

解釈されやすいのですが、そうではありません。

 

これは狭義のリーダーシップについてですが、主張しないのではなく、

相手に主張させることが弱いリーダーということ。

 

リーダーが、「強いリーダーシップ」を発揮するあまり、

有望な人材の芽を摘んでしまうことがあります。

そのため、少し抑え気味の「弱いリーダーシップ」で良いという意味です。

 

ただし、広義のリーダーシップを語る上で【主張する】ことは

大事なエッセンス。

自分が考えていることを、きちんと伝えるのは

【リーダーシップのスタート地点】です。

 

———————————————

リーダーシップを発揮するタイミングとは?

———————————————

 

服従させることがリーダーシップとは言いません!

 

多少なりとも同じ場所にいて、同じ経験をしているのであれば、

周囲に違う意見があるでしょう。

 

その時に、お互いの意見を主張し合うのは大切なことです。

本音に触れ合う【対話】ですね。

 

対話をしてお互いが「なるほどね。」と納得できた瞬間に、

リーダーシップが始まります。

 

実際、スタートし始めた段階で、いろいろなことが起こり始めた時、

「やり切ろう!」みたいなエネルギーを使えるのもリーダーシップの一つです。

 

さらに、壁を乗り越える時に発揮するリーダーシップもありますが、

いずれの場面においても【主張する】ことが大事ということです。

 

どんな場面でも自分の意見を示して、周囲を安心させるのが【リーダーシップ】。

 

では、リーダーシップを発揮する時には、どのような要素を持っていると

周囲が従えるのでしょうか?

 

次回は、その4つのポイントをお話ししたいと思います。

来週もお楽しみに!

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

2.HRニュース:

『人手不足に対する企業の動向調査』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

———————————————

人手不足感は、“ひと段落”。

———————————————

 

企業の人手不足感は毎年高まってきており、バブルのピーク時の

有効求人倍率を超える状況が続いていましたが、その流れに変化が

起きています。

 

帝国データバンクが発表した

「人手不足に対する企業の動向調査(2019年7月)」の結果を、

以下にご紹介します。

 

・「正社員が不足している」 …48.5%(2.4ポイント減)

・「非正社員が不足している」…29.8%(3.2ポイント減)

※()は前年比

 

有効求人倍率は、過去1年間ほぼ横這いで、かつ最近2か月連続で

マイナスになっております。

 

過去10年近く右肩上がりで上昇してきた企業の人材不足感も、

ひと段落という状況ですね。

 

今後の景気について、先行き不透明感が増しており、求人状況は

大きく変化する可能性があります。

 

しかし、このような状況が採用を楽にしてくれるというわけでも

ありません。

 

多くの求職者に選んでもらえ、社員が引き続き頑張りたいと思える

ような企業を作っていくことの重要性は変わらないと考えます。

 

参考リンク:帝国データバンク

「人手不足に対する企業の動向調査(2019年7月)」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12831

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第228回「質問:現場から戦略や方向性を考える立場になるためには?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22831

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第213回「質問:家族親族や弁護士が、退職代理人として会社に交渉してきたら…」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32831

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第217回「質問:上司とはどの点に責任を持てば良いのか?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42831

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

  1. セミナー情報

 

——————————————–

『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

——————————————–

 

あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

時代の大きな変化と共に、組織のあり方も目まぐるしく変化しています。

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、今の常識や信念が邪魔をしている

可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、

惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、ぜひヒントをつかみに

来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

——————————————–

【開催日時】

2019年9月25日(水)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52831

——————————————–

 

■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/62831

 

——————————————–

▼『HR Journal』

このメールは、究和エンタープライズコンコード株式会社によるメールマガジンです。


TOPへ戻る