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『良いリーダーシップが促進する、良いミーティングの場とは?』~HR Journal vol.118~

2019年10月23日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

はじめに、事務局よりご案内です。

次週10/29(火)は、5週目につき配信をお休みさせて頂きます。

 

次回は、11/5(火)の配信です。

今後とも、お引き立て賜りますようお願い申し上げます。

 

さて、本日のテーマは

『良いリーダーシップが促進する、良いミーティングの場とは?』です。

 

その場で意見が言えない人、いつも反対ばかりする人、本題から逸れたり、

核心にたどり着かなかったり…良いミーティングの場とは、どのようなもの

なのでしょうか?

 

それは、全員が同じ粒で意見を言える場であり反対意見でさえも

言い合える場だと、井上先生はおっしゃっています。

 

良いミーティングの場は、リーダーシップに不可欠な「主張」

を育てるのですね。

そのコツがあるようなので、一緒に学んでいきましょう!

 

では、早速井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『良いリーダーシップが促進する、良いミーティングの場とは?』

2. HRニュース:『動画で学ぶ「ハラスメント」について』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『良いリーダーシップが促進する、良いミーティングの場とは?』

talk:井上 健一郎

 

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ファシリテーターがミーティングの場ですべきこと

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複数人のグループで、ミーティングをする時のファシリテーターの心得は

 

(1)全員の意見を壇上に上げる

(2)意見を整理する

 

声の大きい人、小さい人、その全ての発言の粒を揃えます。

 

例えば、【声の大きい人】の発言は「営業からこんな意見が出ました。」

と、その人の個人名ではなく【立場】で強調し、存在感をぼかします。

 

逆に【声の小さい人】の発言は「◯◯さんからこんな意見が出ました。」

と、【個人名】を出してあげることで、存在を大きくしてあげます。

 

こうして、粒を揃えていくのです。

 

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「主張できる」or「できないタイプ」どちらも大事?

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リーダーシップを持つ人は、主張しなければなりません。

 

しかし、威張れということではありません。

 

主張するということは、相手に根拠をきちんと伝えるということ。

【「Why」の部分をきちんと語りましょう】ということです。

 

声の大きい、小さい人を例に挙げましたが、

誰もが<内向 ⇔ 外向> <主張 ⇔ 非主張>の両面を持っていて、

主張をする時には、どちらかの側面を優先しているだけ。

 

なので、主張の強い人に「その意見も分かりますが、別の意見については

どう思いますか?」と、逆ツッコミをして、受け取りを促していき

“相手を受け入れる”モードにもできます。

 

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反対意見にはどう対処する?

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また、意見を整理する時、大小様々な粒を揃えた意見の中には、

反対意見もあるでしょう。

 

反対意見が出るのは関係の質が良い証拠です!

 

ただ、反対意見が出た時には、意見を言った人が

「なぜそう思っているのか」にたどり着いてあげることが大切です。

 

何かのプロジェクトを発動する時に「忙しくて無理」という

反対があったら?

 

「繁忙期には辞めた方がいいけど、時期をズラせばやっても良い?」

と、メリットとデメリットをはっきりさせることがファシリテーターの

役割です。

 

賛成意見についても、同じように主張を引き出します。

 

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意見の対立を調和する具体策は?

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また、意見が分かれた時には、お互いが言っていることを

整理させることも一つの手段です。

 

Aという主張をする人、Bという主張をする人それぞれに、相手の意見を

どのように解釈しているか発表してもらいます。

すると「合っていますか?」「そういうつもりではないよ!」など、

意見が出てきて、議論がまた変わってくるのです。

 

リーダーシップは誰でも持てるもの。

そして、リーダーシップに不可欠な主張する力はミーティングの場でも

促進されます。

 

さて、次回からはテーマを変えてお届けする予定です。

 

「クリティカルシンキング」とは、一体どういうものでしょうか?

どうぞご期待ください!

 

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2.HRニュース:

『動画で学ぶ「ハラスメント」について』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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社内のパワハラ対策に

「あかるい職場の応援団」ページの活用を!

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パワーハラスメント(パワハラ)について、その対策の法制化が行われる

ことになりました。

 

今回は、改めてパワハラを学ぶための良い教材をご紹介したいと思います。

 

それは、厚生労働省のハラスメント対策の総合情報サイトである

「あかるい職場応援団」に公開されている「動画で学ぶハラスメント」

という動画です。

 

動画は

・パワハラの「6類型」

・パワハラを回避するための「指導」

・パワハラ相談対応者の対応の仕方をまとめた「相談」

などから構成されています。

 

指導は線引きが難しいと感じている方が多いようなので、動画を参考にして

社内研修などを行ってみてはいかがでしょうか。

 

また、「あかるい職場応援団」では、研修用のマニュアルなど取り組みに

必要な書類も充実しています。

 

ぜひ、チェックしてみて下さいね。

 

参考リンク:

あかるい職場の応援団「動画で学ぶハラスメント」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12891

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第234回「質問:外部マネジメントと内部マネジメトの違いとは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22891

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第219回「中国には「パワハラ」という概念がない!?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32891

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第223回「質問:社員を全員解雇してすべて一からリセットしたい衝動に駆られます…」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42891

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

時代の大きな変化と共に、組織のあり方も目まぐるしく変化しています。

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、今の常識や信念が邪魔をしている

可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、

惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、ぜひヒントをつかみに

来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

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【開催日時】

2019年11月13日(水)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52891

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

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http://jujube-ex.jp/Lcc769/62891

 

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