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『リーダーシップを育てるファシリテーターの心得!』~HR Journal vol.117~

2019年10月15日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日のテーマは

『リーダーシップを育てるファシリテーターの心得!』です。

 

ファシリテーターの役割については、以前から何度も

お話してくださっている程、とても大事なテーマだと、

井上先生はおっしゃいます。

 

複数人が集まる場で、アウトプットを引き出すための

【質問力】を教えていただきます。

前回に続き、すぐに使えるテクニックです!

 

では、早速井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『リーダーシップを育てるファシリテーターの心得!』

2. HRニュース:『年末調整が電子化に!?国税庁が発表』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『リーダーシップを育てるファシリテーターの心得!』

talk:井上 健一郎

 

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[1対1]の場合での、上司の質問力とは?

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アウトプットをさせるためには、相手に合わせた質問をすること。

それが、上司の質問力を表します。

 

つまり、起こった事実や事象だけではなく

「どうしてそうなったのか?」「どう思っているのか?」

を、掘り下げることが大切です。

 

例えば、商談が失敗した時。

「先方の予算と合いませんでした。」という答えを引き出したなら、

それは事象。

 

そうではなくて

 

上司「その値段で交渉したのはどうして?」

部下「あとから調整しようと思っていました。」

上司「そしたら突然断られたんだね?そしたら次はどうしたらいいと思う?」

 

と、具体的な話をアウトプットさせる。

部下の感情的な側面や、先方がどんな感情でいたのかを探ると、

本当はどこにポイントがあったのかが見えてくるはずです。

 

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[1対n]の場合、どう質問する?

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先程のは[1対1]の時の話でした。

それでは、[1対n(多数)]の場合、どのような質問をしたら

いいのでしょうか?

 

ここで必要なのは【ファシリテーター】としての能力です!

 

ファシリテーターの役割は、みんなの意見を一つひとつ

話し合いの場の壇上に上げてあげること。

声の大きい人も、小さい人も、同じ大きさで整えてあげること。

 

1対nの場では、n分の1よりもっと存在感が薄くなる人が

たくさん出てきます。

逆に、n分の1以上の存在になり、場を占める人もいます。

 

そのどちらからも、必ず意見を出させてあげてください。

 

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存在感が薄い人にはどうアプローチする?

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存在感が薄い人には、その人自身というより、

その人の立場に焦点を当てて質問してあげると意見が言いやすいはず。

 

例えば、「女性として」「若手として」「営業として」どう思う?と。

 

【その立場を代表して】という言い方の方が、言いやすいですよね?

 

それでも、1対nの場では発言できない人がいるかもしれません。

 

そういう時は、別の場で一度1対1で話しをしてみましょう。

 

「さっきは時間がなくて聞けなかったけど、少し意見を聞かせてくれない?」

 

そう質問すると「別に…。」と回答される可能性もあります。

そうなったら、

 

「別にということは、何があっても大丈夫?」

「最低限、ここは嫌ってところはない?」と聞いていけばいい。

 

これを続けて、質問者と回答者という関係をつくると、

1対nの場でも答えやすくなっていきます。

 

ただし、あまりしつこく聞かないことがポイント!

パイプを通す程度でOKです。

 

さて、このような質問力を持ってつくられる

【良いミーティングの場】とは、どんな雰囲気だと思いますか?

 

次回は、そんなテーマでお話しします。

また来週、お会いしましょう。

 

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2.HRニュース:

『年末調整が電子化に!?国税庁が発表』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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【年末調整電子化】取組専用ページを設置

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2020年の年末調整から【電子化】への取組みが

強化されることになっています。

 

先日、国税庁がホームページ上に

「年末調整手続の電子化に向けた取組について(令和2年分以降)」

の専用ページを開設し、順次情報公開を進めています。

 

内容は、以下6項目に分けられます。

 

(1)年末調整手続:電子化の概要

(2)年末調整手続:電子化のメリット

(3)年末調整手続:電子化へ向けた準備

(4)よくある質問(FAQ)【作成中】

(5)年末調整控除申告書作成用ソフトウェアダウンロード【作成中】

(6)年末調整申告書XMLデータに係る仕様公開

(ソフトウェア開発業者等の方向け)

 

年末調整申告書に記載する内容を、電子データで社員からもらう場合、

会社は予め「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による

提供の承認申請書」を提出し、承認を受ける必要があるそうです。

 

年末調整を電子化する上で、必要な公的手続きについても

ホームページに記載されています。

 

電子化を実施するのであれば、事前に必要な手続きを進めておきましょう。

 

参考リンク:

「年末調整手続の電子化に向けた取組について(令和2年分以降)」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12881

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第233回「質問:発達障害が疑われる社員への対応は?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22881

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第218回「質問:パワハラ発言の録音に成功!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32881

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第222回「質問:受け取るのが先か、与えるのが先か」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42881

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

時代の大きな変化と共に、組織のあり方も目まぐるしく変化しています。

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、今の常識や信念が邪魔をしている

可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、

惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、ぜひヒントをつかみに

来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

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【開催日時】

2019年10月16日(水)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52881

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

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http://jujube-ex.jp/Lcc769/62881

 

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