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『すぐ実行できる!アウトプットの訓練術』~HR Journal vol.116~

2019年10月8日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日のテーマは

『すぐ実行できる!アウトプットの訓練術』です。

 

リーダーシップを発揮するために大切なのが、「主張」すること。

前回同様「主張=アウトプット」なので、これを鍛えることが、

リーダーシップの育成に大事なのだと井上先生はおっしゃいます。

 

本日は、今すぐ実行できる、具体的なアウトプット訓練術を

教えてくださいます。

 

では、早速井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『すぐ実行できる!アウトプットの訓練術』

2. HRニュース:『【同一労働同一賃金】への対応準備とは?』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『すぐ実行できる!アウトプットの訓練術』

talk:井上 健一郎

 

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アウトプットの訓練をすると…?

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アウトプットさせる訓練をすると、結果的にスループットと

インプットの訓練にもなり、3つの力が同時に高まっていきます。

 

しかし、最終的には【アウトプットの精度が高い人】の方が

【リーダーシップ】を発揮しやすい。

 

なぜなら、アウトプット=主張。

主張することで、相手にきちんと言いたいことが伝わるからです。

 

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研修で使える訓練の仕方は?

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アウトプットの訓練には、以下のような手法が効果的です。

 

例えば、A4用紙にテーマを一つ書き、それについて思いついた

ことを1分間で全部書き出す、というもの。

 

これは、赤羽雄二氏著「0秒思考」にて紹介されていたものを

参考にしました。

 

テーマは「暑い夏の過ごし方」など、何でもいいです。

ただし、思いついたことは、単語ではなく【短い文章】で書きます。

「昼寝」ではなく「昼寝をする」などと言い換えましょう。

 

私もある研修で、参加者に2~3週間、毎日これをやって

もらいましたが、とてもいい成果を得られました。

 

なんかこう、頭が回り出すというか。

最初は全然イメージできなかったことが段々膨らむようになって、

書けるようになっていって…

 

研修を受けた人が

「思ってもみないようなことが浮かぶようになりました。」

と言い出しました。

 

まさに「加工の技術=スループット」が高まっていますよね。

インプットされたものを引き出す脳が、働き始めたのだと思います。

 

これは、研修でなくても毎朝、その日のTODOリストを書き出しても

いいですし、毎日の日報をこの形式にしても良いと思います。

 

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普段からできる訓練は?

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普段からアウトプットの訓練を意識するのなら

【部下への質問力】もカギになります。

 

コツは、自分が聞きたいことではなく【相手に合わせた質問】をすること。

相手の頭の中の構造に沿って語りかけないと、攻めに聞こえてきますからね。

 

例えば、約束の時間が守れない人に対して

 

×「どうして遅くなったの?」

〇「少し時間がかかったみたいだけど、何があったの?」

 

相手も悪いと分かっているはず。

それに対して言い訳があるはずなので、言わせてあげましょう。

 

その時に大事なのは、上司として苛立った感情が出ないように工夫すること。

 

ちなみに、私は声のトーンに気をつけています。

 

必死に伝えたい時は声を張るし、ほわんとした余韻で語ることもあります。

 

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訓練の量と頻度、どちらが大事?

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そして、訓練は1回の「量の多さ」よりも「頻度」の方が大事になってきます。

 

とにかく、出させる!

 

質問することで、脳がグルグル動き回転速度が上がって、

出てくる量と質が高まる。そんなイメージです。

 

次回は、質問力に紐づけて【ファシリテーターの心得】をお話しします。

 

質問によるアウトプット訓練、早速試してみてくださいね。

次回もお楽しみに!

 

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2.HRニュース:

『【同一労働同一賃金】への対応準備とは?』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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【同一労働同一賃金】への対応は進んでいますか?

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貴社は【同一労働同一賃金】への対応準備を進めていますか?

契約社員・アルバイトなど、非正規への処遇はどのようにされる

予定でしょうか?

 

今回はマイナビが行った、非正規雇用の

「給与に関する業種別企業調査」の結果をご紹介したいと思います。

 

非正規雇用の直近半年間の給与について、最も多い回答が

「アルバイトの給与は上げた(46.7%)」でした。

 

派遣社員や契約社員の給与は「変わらない」が5割を超えました。

 

また、業種別に見ると、雇用形態問わず

「警備・交通誘導(セキュリティ・設備工事等)」は、

特に給与を「上げた」という回答が多かったようです。

 

給与には手を入れていない会社が多いようですね。

 

ですが、詳しく結果を見ると、派遣社員と契約社員の給与を上げる

理由として、以下が上がっています。

 

・既存社員のモチベーションアップ

・正社員との不合理な待遇改善

 

そして、数値がアルバイトよりも10pt以上高くなっています。

 

給与を上げている会社は、同一労働同一賃金への対応を意識されているようですね。

 

新たな人材の確保だけでなく、正社員により近い働き方をしている

派遣社員・契約社員への処遇の改善は、重要な課題となっていると言えます。

 

来年4月1日から同一労働同一賃金賃金の法律が施行されます。

制度変更には時間がかかりますので、対応準備をしっかり進めて下さい。

 

参考リンク:マイナビ

非正規雇用の「給与に関する業種別企業調査」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12871

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第232回「一問一答!「評価・給与制度」「360度評価」「ファミリー的組織」 」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22871

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第217回「質問:退職勧奨のロープレをお願いします!」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32871

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第221回 特別ゲスト・組織マネジメントコンサルタント井上健一郎氏「組織とチームの違いとは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42871

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

時代の大きな変化と共に、組織のあり方も目まぐるしく変化しています。

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、今の常識や信念が邪魔をしている

可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、

惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、ぜひヒントをつかみに

来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

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【開催日時】

2019年10月16日(水)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52871

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/62871

 

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