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『本物の自己認識に大事なのは【相手の視点】!』~HR Journal vol.137~

2020年3月17日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

前回に続きまして、【内省について】のお話です。

 

「自己認識は、自分勝手な結論に陥りがち」

と井上先生はおっしゃいます。

 

それは、「自分から見た自分」のことしか考えていないからで

「相手から見た自分」についても考えることが大事とのこと…。

 

同僚とケンカをした部下がいるとします。

 

この時、上司としてどういう対応をしますか?

部下に何と言ってあげることが正解なのでしょうか?

 

本日のお話は、部下に内省を促す時のヒントになりそうなお話です。

早速、一緒に考えていきましょう!

 

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『本物の自己認識に大事なのは【相手の視点】!』

2. HRニュース:『新型コロナウイルスによる【小学校休業への対応】』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『本物の自己認識に大事なのは【相手の視点】!』

talk:井上 健一郎

 

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自分自身を知るためには?

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自分を知ろうとする時には

「自分は何が好きなんだろう?」

「自分は何者か?」

と、自分自身と向き合う必要があります。

 

ところがこの時、無意識のうちに自分勝手な結論へと導いている

可能性があるのではないかと思っています。

 

【自己認識】に、本当に大事なことは

【人が自分をどう見ているか】という視点。

 

つまり、【相手の視点で考える】ということです。

 

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相手の視点はどう取り入れるのか?

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「この間、ケンカになったけど相手はどう思ってたんだろう?」

「なんであんなに怒ったんだろう?」

「もしかして、私のあの言葉が刺さったのかな?」

「こう言ったら、相手はどう思っただろう?」

 

こんな風に、他者と自分の関係に視点を移し替えることによって、

自己認識が少し変わってくる気がします。

 

もちろん【自分自身で出した自己認識】も、否定しなくていいのです!

 

ですが、それに【プラス】して【相手の視点】も大事だということ。

 

自分が見ている自分と、他者が見ている自分を融合させてみましょう。

 

その時に、他者のサポートを借りるのも、一つの方法だと思います。

 

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理想の「他者のサポート」とは?

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答えがはっきりせずにモヤモヤしている時、

誰かの一言がきっかけとなって、思考に整理がつくことはありませんか?

 

それと同じです。

 

そして、組織の中では部下の視野を広げるために、

上司がその役になってあげられたら最高ですね。

 

例えば、

 

「自分は自分のことをどう思うの?」

「〇〇さんから見たらどうだろうね?」

 

このように、二つの視点を投げかけて、サポートしてあげるといいでしょう。

 

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サポートで何が変わる?

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この問いかけは、自分一人でもできることです。

 

ただし、自分で内省する時には、

自分のフィルターを通してでしか質問できません。

 

なので、誰かが鎧を取ってあげるように、

そっと問いかけてあげる必要があるかなと。

 

そういうサポートをしてもらった部下は、自分一人で内省する時にも、

自然と【相手の視点】で考えられるようになります。

 

次回は、【信頼と信用の違い】について考えていきます!

また来週、お会いしましょう。

 

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2.HRニュース:

『新型コロナウイルスによる【小学校休業への対応】』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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感染症による小学校休業等対応助成金を創設

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コロナウイルスによる小学校休校等に伴う助成金の情報が、

少しずつ整理されてきました。

 

厚生労働省から、助成金の詳細リーフレットが

公開されましたので、今回はそのポイントをご紹介します。

 

<ポイント1>

助成金の金額は、有給休暇を取得した労働者に支払った賃金相当額

・上限金額:8,330円(1日1人当たり)

・対象期間:令和2年2月27日~3月31日

 

<ポイント2>

新型コロナウイルスに関する対応として、臨時休業等をした

小学校等に通う子どもが対象

 

■「臨時休業等をした」とは?

 

以上2つが対象となります。

※保護者の自主的な判断で休ませた場合は対象外

 

(1)新型コロナウイルス感染症に関する対応として小学校等が臨時休業した

(2)自治体や放課後児童クラブ、保育所等から可能な範囲で利用を控えるよう依頼があった

 

■「小学校等」の定義

 

(1)小学校、義務教育学校小学校課程のみ、各種学校幼稚園又は小学校の課程に類する課程を置くもの

(2)特別支援学校(全ての部)、放課後児童クラブ、放課後等デイサービス

(3)幼稚園、保育所等、子どもの一時的な預かり等を行う事業、障害児の通所支援を行う施設など

 

<ポイント3>

対象となる有給休暇の範囲

(春休み、土日・祝日に取得した休暇の扱い)

 

(1)学校:学校の元々の休日以外の日

※春休みや日曜日など元々の休日は対象外

(2)その他の施設(放課後児童クラブ等)の本来施設が利用可能な日

 

他にも注意点はありますので、参考リンクから詳細をご確認下さい。

 

申請受付はまだ開始していません。

申請期限など決定しましたら、改めてご紹介します。

 

参考リンク:厚生労働省

「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金の創設について」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/13081

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第255回「質問:「経営者側の視点を持って面談しろ」と言われます…」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/23081

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第240回「質問:「50歳以降の昇給がない」ことを就業規則に明記しないのは違法か?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/33081

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第244回「質問:マインドフルネス・瞑想のアウトカムは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/43081

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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3月のテーマ は

『ビジネスで活かせるマインドフルネス』。

 

経営者やビジネスリーダーがブレない「自己の軸」を持って、

ヒトの上に立ち、人生を通して活躍するためのメソッドをお伝えします。

 

★詳細はこちら

>>> http://jujube-ex.jp/Lcc769/53081

 

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/63081

 

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