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『井上先生の書籍『「弱いリーダー」が会社を救う』について』~明快通信Vol.88~

2015年12月22日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

階段を落ちそうな気がしてならなかったその日。

残り2段に差し掛かった階段のくだり。

見事に前方へのダイブを実現しました。

 

(アザだらけの脚。思考は現実化するを体現できた瞬間でした)

 

本日も、早速、井上健一郎先生のお話を、

私、佐藤がお届けして参ります。

 

実は、井上先生の書籍が発売となります!

その名も『「弱いリーダー」が会社を救う』

( http://jujube-ex.jp/Lcc1930/11021 )

 

今回は、井上先生に書籍についてお話を伺ってきたので

内容をほんの少し、インタビュー形式でお伝えしようと思います!

 

■テーマ:『井上先生の書籍『「弱いリーダー」が会社を救う』について』

 

Q.どんな人たちに読んでもらいたいですか?

 

A.多くの経営者やリーダーが悩んでいるテーマは、

組織の「自発性」なんです。

実際に「自発性」のあるチームは、チームのメンバーが

伸び伸びしているし、一体感がある。

何より成果が出やすいんです。

 

「自発性」のあるチームには4つの特徴があります。

 

1つ目は、メンバーが当事者意識を持っていること。

2つ目は、現場から豊かなアイディアが出ること。

3つ目は、メンバーが現状を的確に把握できていること。

4つ目は、メンバーが自主的に動くこと。

 

こういったことが起きていると、その組織には

「自発性」があるということになるんですね。

 

Q.今回の書籍にある「弱いリーダー」と

「チームの自発性」はどのように関連しているのですか?

 

A.今まで、いろんな企業のリーダー研修に出てきて、

「弱いリーダー」の逆にある「強いリーダー」が

必ずしも、チームの成果を出せる時代じゃなくなってきていることを

目の当たりにすることが増えてきました。

 

私が思う「強いリーダー」は、決断力があって、行動力があって、

積極性があって、外交的といった要素を持っているリーダー。

 

でも、こういったリーダーは、実は、時代の流れの中で、

必要だったから、作られてきたリーダー像なんです。

 

右肩上がりの時代、工業生産の時代には、競争に勝つことが

最大の目的だったんです。。だからリーダーは、

現場に「実行力」や「再現性」を求めてきた。

そのためには、リーダーは、現場をグイグイと引っ張り、

統率していかなくてはいけなかったんです。

 

今の日本はどうでしょう?

 

先進国として、新しい価値やアイディアを生み、

潜在的なニーズを出していかなくてはいけない。

強くてカリスマ的なリーダーが、そういった力に優れ、

素晴らしい触覚で感じ取っていければいいけど、そんな人は

一握りだと思うんです。

 

だから、そんな数少ないリーダーの誕生に期待するのではなくて、

新しい価値観やアイディアを組織として生み出していく

時代が来ていると思っています。

 

だからこそ、これからのリーダーは、

組織やチームの最大限の力を引き出せる人。

 

そして、そういったリーダーは、決して

強かったり、グイグイ引っ張ったり、格好良かったりしなくていい。

自由闊達な風土やアイディアが

生まれ出るシステムや場を作り出せる人だと思うんです。

 

それが私の言っている「弱いリーダー」。

成果を出している彼らが現場で何をしているのか?

どうやって、彼らが「自発性」のある組織を作り出しているのかを

伝えたくて書き上げたのが今回の本なんです。

 

というわけで、今回のインタビューはここまで。

 

井上先生のいう「弱いリーダー」が気になる方は、

書籍の詳細について、こちらからご覧いただけます↓↓

 

書籍:『「弱いリーダー」が会社を救う』

http://jujube-ex.jp/Lcc1930/21021 )

 

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

 

今回が、年内最後の配信となります。

みなさま、良いお年をお迎えください^^

次回は1月5日の配信です。

 

来年も『明快通信』をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

『弱いリーダー』と聞いて思い浮かんだのは

なぜか「クレヨンしんちゃん」です。

 

特に名作映画「嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」の一幕。

 

弱くはないかもしれないけど、

あのちゃらんぽらんさで常に周りを脱力させている彼。

そうなると、周りは頑張るしかない。

頑張って、踏ん張って、時に怒りながらも、

みんなでピンチを乗り切るわけです。

 

でも、彼がここぞという時に言い放つセリフは、

なぜか心を打つ。そして突き動かされる。

 

醜い未来に絶望し、時間を止め、

未来を無くそうとしていた敵に向かって、こう言い放つ。

 

『オラ、父ちゃんと母ちゃんやひまわりやシロと、

もっと一緒にいたいから・・・

喧嘩したり、頭に来たりしても一緒がいいから・・・

あと、オラ、大人になりたいから・・・

大人になって、お姉さんみたいな

綺麗なお姉さんといっぱいお付き合いしたいから!!』

 

ちゃらんぽらんの彼が、何も感じていないわけではない。

野原しんのすけを通して、

人や心を動かすことを考える、そんな今回でございます。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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