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『続・バックオフィスの部署を「仕組み課」と呼んだ会社のお話』~明快通信Vol.119~

2016年8月16日


おはようございます。

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

Bluetoothのイヤフォンが使えなくなりました。

故障かと思っていたら、ペアリングが必要とのこと。

ペアリング、、、何それ?!

 

(むしろ今までどうして使えていたのか自分が不思議です)

 

さて、今回も、本文の前にお知らせです!

8月24日(水)の明快カレッジのテーマは

「組織文化の作り方~考える組織とは何か!?~」です。

自分のやり方にこだわるなら、

そこに巻き込むための方法がたくさんあることを知りましょう!

気になる方は、ぜひご参加ください!

お申込みはこちら!

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それでは、本日も、井上健一郎先生のお話を、

私、佐藤がお届けして参ります。

 

■テーマ:『続・バックオフィスの部署を「仕組み課」と呼んだ会社のお話』

 

前回に続き、ある会社で

バックオフィス業務を担う「仕組み課」が

会社にもたらした効果を井上先生に解説していただきます。

 

前回のお話を読んでいない方は、

ぜひ、読んでからお進みくださいね!

 

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■解説の肝は「間接部門の生産性」

 

井上先生は、解説にあたり、

日本企業の持つ背景について、説明してくださいました。

 

世界的に見ても、日本の一人あたりの生産性は

とても低いのだそう。

 

というのも間接部門(バックオフィス)が

多すぎることに原因があるとも言われているのだとか。

 

そんな間接部門の役割として、井上先生は

次の2つの役割があると言います。

 

1.組織を守り、整えるバックオフィス業務

2.業務が直接利益に結び付く製造や営業などの

直接部門への寄与

 

嫌な言い方をすれば、生産性のない間接部門を

企業は絶対的に養わなくてはいけない。

 

では、役割2にあるように、

間接部門の直接生産性を上げることができたなら?

 

企業自体の生産性が上がるはずだと井上先生。

 

つまり、バックオフィスの人たちの

直接部門への寄与をいかに上げていくか?

 

それがこの「仕組み課」を取り上げて語りたいことだよ。と井上先生。

 

■『仕組み課』が生産性の向上に寄与したワケ

 

井上先生は言います。

この「仕組み課」がうまく機能した要因は2つ。

 

一つ目は、社長が「仕組み課」の人たちに

語り続けている想いがあったこと。

「営業の人たちのためにやってほしい」

 

二つ目は、一つ目の目的のために

堅苦しいルールを作るのではなく、

仕組みを生み出すこと。

 

営業のサポートをしてほしい、支えなさいと

いうメッセージだけでは、ここまで

大きなパフォーマンスを上げられなかったはずと

井上先生。

 

そのために「仕組みを生み出す」こと。

つまり、「仕組み課」に「生産性」を求めたんですね。

ルール課やサポート課ではいけなかった。

 

この精神性と合理性が合わさって初めて、

会社全体の生産性が向上している。

 

仕組みを生み出す仕組み課が育ち、

その成長がさらに営業の人たちを育てる。

そんな相乗効果が生まれているんだと思う

と井上先生は言います。

 

■経営者やリーダーの想いの言語化

 

ここで大事なことは、

何のために(WHY)、どのようにやる(HOW)を

「仕組み課」という言語に乗せることが

できたことだと井上先生。

 

これって皆さん、何と一緒かわかりますか?

 

「ビジョン」の話と同じなんです。

 

組織が動いていくビジョンには、

「WHY」と「HOW」がうまく共存している。

 

ビジョンは組織の大きな目標。

 

であるならば、「仕組み課」という言語化も

目標に向かった言語化の一つとしてとらえられるわけです。

 

「営業の人たちを盛り立てるために

仕組みを生み出し、組織を成長させる」

 

こういった現場が動きやすい目標やビジョンを

井上先生は最近「スモールビジョン」という言葉で

語ってくださいます。

 

このお話はまた奥が深いので

別の機会にお届けしたいと思います!

 

あなたの会社の言語化には、

組織を動かす「WHY」や「HOW」が見えてくるでしょうか?

 

というわけで、本日はこれまで!

 

そして来たる8月24日(水)の明快カレッジ。

あなたが組織を思い通りの雰囲気にできないのは

どんな視点を知らないからか。気になる方はぜひご参加を!

「組織文化の作り方~考える組織とは何か!?~」

 

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お待ちしております!

 

組織と感情の狭間にヒントはある?!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

今回のテーマで思い出したのはなぜか

コメディ映画「イエスマン~イエスは人生のパスワード」。

ジム・キャリー主演の映画です。

 

「NO」な人生を送っていた主人公が

怪しい自己啓発セミナーで何にでも「イエス!」と

答える誓いを立てさせられ、人生が急展開していくお話。

 

「自分の言動には気をつけなさい」という言葉を

聞きますが、要はその言動に乗せた自分の想いに

気をつけていなさいよという事なんでしょうね。

 

だから、ビジョンを言語化したならば、

そこに何を乗せたのか?は大事ですよね。

 

「ビジョンが大事!」

「ビジョンを作らなきゃ」なんて想いを

乗せてる人もいるのではないか??と思った

今回のメルマガでございました。

 

それでは、次回もよろしくお願いいたします!

 

佐藤明日美

 

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