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『ベテランのパフォーマンスを上げる方法を考える』~明快通信Vol.138~

2017年1月17日


おはようございます!

人事評価システム『明快』事務局の佐藤明日美です。

 

先日のチーム新年会。

私を漫画のキャラクターに例えてもらったところ、

尾平(キングダム)とクリリン(ドラゴンボール)

でした。その心は・・・?!

 

(ご想像にお任せします。)

 

それでは、気を取り直して、

今回も、本文の前にお知らせです!

 

今年の明快カレッジは、

組織をどうデザインしていくかを一年を通して

皆さんにお伝えしていきます!

 

初回のテーマは

「組織マネジメント~人を動かすとは?~」。

 

どこから組織の課題に手を付ければいいか

分からない方、ぜひお越しください!

 

ちなみに、司会はクリリンがマイペースにやっております!

 

お申込みはこちら!(2017年のスケジュールも見られます!)

⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/11531

 

では、本日も参りましょう!

 

■テーマ:『ベテランのパフォーマンスを上げる方法を考える』

 

昨年の明快カレッジのアンケートでも

散見された質問が、自分より年上の部下への悩み。

 

「役職にはついてないけど

経験年数豊かなベテランの力を

どうやって活かせばいいかわからない。」

 

この根本的な課題が

・コミュニケーションがうまく取れない

・ベテランに指示しにくい

といった悩みに現れてきているようです。

 

今後、若い人の数が絶対的に少なくなる社会で

層が厚くなるであろうベテラン層に

何をして生き生きしてもらうのか?

 

一つ、ヒントをお届けしたいと思います!

 

■ベテランの心に起きること

 

唐突ですが、イメージしてみてください。

 

年下の同僚・後輩が、自分の上司になった。

 

どうでしょうか?

 

少なからずショックを受けるものだと井上先生。

 

とはいえ、現状を受け入れ、

自分なりに頑張っていこうと立て直していく。

 

年上だし盛り上げ役に徹しようかな。

とりあえず、自分のことだけやっておこう。

指示とか命令とかされたくないよな。

 

捉え方は人それぞれ。

 

一方、会社側からすると、

そんなベテランの人たちとコミュニケーションが

なぜか取りづらい。

 

それは、

「お互いしてほしいこと、することがわかっていないから」

と井上先生。

 

やりすぎないでほしい。

個人プレーをしないでほしい。

この範囲内で頑張ってほしい。

 

ベテランの人との付き合いで悩んでいる人へ

井上先生は言います。

 

「まず、指示・命令で動かす対象だと

思わない方がいいと思うんです。」

 

ではどうすればいいのでしょう?

 

■ベテランの壁

 

役職のつかないベテランの人との

付き合い方に悩む人の多くは、

「長年の経験」という壁に当たっていると

井上先生。

 

というのも、管理職は、

“現状”を見て“未来”を描き、決断していく役割。

 

一方、ベテランの人は多くの場合、

“未来”という視点がないと井上先生。

 

“現状”という今を生きている。

 

だからこそ、現状が壊れることに

一番の不安と恐れを感じる。

 

今まで積み上げてきたものが不要になる。

自分が役に立たなくなる。

長年の経験を否定されたくない。

 

その「不安」が、

自分の仕事だけを頑なに守ったり、

どうにかしなくてはと個人プレーに走らせたり、

変化を拒否したりすると井上先生。

 

会社側としては、

これまでの経験に固執しすぎて、

新しいやり方を受け入れてもらえなかったり、反対にあったり。

言う事を聞いてもらえなかったり。

 

どうでしょう?

みなさん、思い当たるところはありますか?

 

では、その恐れや不安を理解して、

どうやってパフォーマンスを上げてもらえば

いいのでしょう?

 

■棚卸しと新しい役目

 

本当は、ベテランの人も役に立ちたいとか

役目を持っていたい人が多いんですと

井上先生。

 

それなのにやらせてもらえないから、くすぶる。

 

だから、悩んだら

始めにしてほしいことがあると井上先生。

 

それが「これまでの経験の棚卸し」

 

えっ!そんなことがあったんだ。

この経験とスキルは貴重ですね。

 

感謝の気持ちも込め、

これまでを振り返り、お互いが確認をする。

 

特に、年下の部下の場合、

その人たちの活躍のすべてを知らないことも多いですから。

 

そうやって距離を縮めて、それぞれが考えるのだとか。

 

その人の持っているものをどう活かしたいか?

自分の力をどう活かしてもらいたいか?

 

その上で重要なのが、

“現状”ではなく、“未来”を意識してもらうこと。

 

例えば

・商談の経験やスキルを若手に伝える役目

・現場の流れをスムーズにするまとめ役

・業務全般を教育していく役目

 

管理職のように、

売上責任や意思決定の権限はない。

 

けれど、

チームの未来を創り、勢いをつけるための

役目があることを知ってもらう。

 

野球でいうと

4番バッターやレギュラーではなく、

1塁・3塁のベースコーチ、野手達の相談役。

 

最後に井上先生が言いました。

 

「そんなイメージを持った時に、

どんなふうにそのベテランの人と

コミュニケーションを取ってみたいでしょう?」

 

どんなことが頭に浮かびましたか?

 

今回のテーマは、明快カレッジだと

「リーダーシップ・フォロワーシップ」の

あたりで扱うところですね。

 

組織を楽しくデザインしていきたい方!

「明快カレッジ」にいらして、

井上先生からのエールを受け取っていただけたらと思います^^

 

きっとヒントが見つかりますよ!

 

2017年最初の明快カレッジは、1月20日(金)。

テーマは「組織マネジメント~人を動かすとは?~」

お待ちしております^^

 

お申込みはこちらから!

⇒ http://jujube-ex.jp/Lcc769/21531

 

組織マネジメントに楽しさと喜びを!

次回もお楽しみに^^

 

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■編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

 

編集担当の佐藤明日美です。

 

 

なぜかこのテーマを書いていて思い浮かんだのが

洋画「クリード チャンプを継ぐ男」。

 

「エイドリア~ン」で有名なロッキーの

その後を描いた作品ですね。

 

リング上で亡くなった親友アポロの息子が

年老いたロッキーにボクシングの指導を

請いに行き、2人でチャンプを目指す話。

 

このベテランというテーマを書きながら

この映画のロッキーの背中を思い出しました。

 

自分がさらに歳を重ねた時に、

若者にとって、どんな存在になっているのか?

 

何を伝える存在になっているのか?

 

今の私にはそんなふうに聞こえた

今回の井上先生のお話でした^^

 

では、次回もよろしくお願いいたします^^

 

佐藤明日美

 

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