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『2つの側面から設定するリーダーシップ像が大事!』~HR Journal vol.109~

2019年8月20日


おはようございます。

人事評価システム「明快」事務局です。

 

本日も引き続き、

「リーダーを教育するための【研修のあり方】」

をテーマにお届けしてまいります。

 

これまでの井上先生は、教育のための研修ではフィルターを

設定することが大事で、そのためには目的を設定させることが

大切だと、お話ししてくださいました。

 

さらに、その目的ですが「2つの側面から設定するべきだ」という井上先生。

Apple社を想定した例も挙げながら、分かりやすく解説してくださいます!

 

では、早速井上ワールドをお楽しみください。

まずはHR Journalの目次からスタートです!

 

【今週の目次】

1. HRトピック:『2つの側面から設定するリーダーシップ像が大事!』

2. HRニュース:『雇用関係助成金検索ツールを使ってみませんか?』

3. ポッドキャスト番組

4. セミナー情報

 

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1.HRトピック:

『2つの側面から設定するリーダーシップ像が大事!』

talk:井上 健一郎

 

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リーダーシップはどう思い描く?

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ある研修で(株)ライジング・フィールドの森和成社長がおっしゃっていたこと。

 

→リーダーシップは、誰もが持てるものだとしたら、それは「ちゃんと

【思い】を持って働きかけ、それが【受け入れられている】状態だ」と。

 

単純に思いを語るだけではなく、「受け入れられることがリーダーシップだ」

とおっしゃっていてなるほど、と思いました。

 

それならば、新入社員だって思いを持って上司に働きかけて、

上司が「そうだな」と受け入れた瞬間、リーダーシップを発揮したことになります。

 

ただし、【思い】をつくるためには「自分とは何者なのか?」と、

内省することが大事。

 

相手に受け入れてもらうには、まず自分と向き合わなければなりません。

 

このことから言えるのは、リーダークラスを教育する時に

【どういうリーダーを目指すか】を設定させることも大切だということです。

 

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リーダー像の設定の仕方とは?

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この時大切なのは【2つの側面】から設定すること。

 

一つは【会社のアイデンティティに繋がっていく自分】。

 

つまり、会社のアイデンティティを具現化するために、

どういうリーダーシップを発揮するのかを設定します。

 

もう一つは【個人のアイデンティティの世界】。

 

自分がリーダーを任される時、「支援型でやりたい」とか

「とにかくみんなを守ってあげたい」など、何でもいいから

自分なりのリーダー像をイメージするのです。

 

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例を挙げるなら…

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例えば、Apple社がiPadやiPhoneを世に送り出した時には

「新しいテクノロジーで、未だかつてない世界を提供するんだ」

という思いがあったわけですよね?

 

それで今や、PCを持たない人がいるような、違う世界をつくってしまいました。

 

そういう世界をつくることが、会社の理念だとしたら、会社の

アイデンティティのためには「発想を大切にする」ことが、

リーダーシップのあり方だったりする。

 

一方、そんな会社において「寛容で穏やかな自分でありたい」などと

思うのが、個人のアイデンティティのためのリーダーシップ像です。

 

この2つが揃った時に、発揮すべき自分のリーダーシップ像が設定される

わけですね。

 

そして、設定した【リーダーシップ像】を【フィルター】として、

目の前で起こるありとあらゆる事象を見るようになるのです。

 

さて、次回は会社の理念や価値観に、批判的なリーダーを教育する時に

大切なことをお話ししたいと思います。

 

また来週、お会いしましょう!

 

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2.HRニュース:

『雇用関係助成金検索ツールを使ってみませんか?』

talk:社会保険労務士・上村 和弘

 

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厚生労働省の雇用関係助成金検索ツールを使ってみませんか?

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厚生労働省の【雇用関係助成金】は、多くの種類があり、

自社でどのような助成金が活用できるか分かりづらいのが現状です。

 

厚生労働省からは、助成金に関するマニュアルは出ていたのですが、

今回から「取組内容」と「対象者」で検索する事ができるようになりました。

 

それぞれの分類は、以下の通りとなっています。

 

■取組内容から探す

・労働者の雇用維持(休業・訓練・出向)

・離職者に対する再就職支援

・中途採用・UIJターン

・起業

・新たな労働者の雇入れ

・トライアル雇用(一定期間の試行的雇入れ)

・障害者の職場定着支援

・雇用環境の整備

・有期契約労働者等(契約社員・パート・派遣社員等)の処遇改善

・仕事と家庭の両立支援等

・職業能力の向上(職業訓練の実施)

 

■対象者から探す

・有期契約労働者等(契約社員・パート・派遣社員等)

・正規雇用に就くことが困難な者

・若年者

・高年齢者

・障害者

・生活保護受給者

・育児や介護を行う労働者

・女性

・母子家庭の母

・建設労働者

・雇用情勢が特に厳しい地域の求職者等

・被災離職者

・沖縄県内に居住する35歳未満求職者

・介護労働者

・保育労働者

・季節労働者

・再雇用者(育児・介護を理由とした退職から復職した者)

 

検索結果は少し抽象的ではありますが、自社にマッチした助成金を

探す時に、参考にしてみてください。

 

■「雇用関係助成金検索ツール」へこちらからアクセス↓

http://jujube-ex.jp/Lcc769/12801

 

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  1. ポッドキャスト番組

 

【人事】

井上健一郎の『組織マネジメント研究所』

第225回「質問:「有能感」が高すぎる中堅社員の扱い方とは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/22801

 

【労務】

向井蘭の『社長は労働法をこう使え!』

第210回「質問:問題社員対策を経営層に促す方法とは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/32801

 

【コーチング】

秋山ジョー賢司の『稼ぐ社長のマインドセット』

第214回「質問:「感情」と「ステイト」の切り分け方とは?」

http://jujube-ex.jp/Lcc769/42801

 

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  1. セミナー情報

 

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『INNER DIVING アカデミア』

講師:秋山ジョー賢司

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あなたは自信をもってリーダーとしてのビジョンを掲げていますか?

 

時代の大きな変化と共に、組織のあり方も目まぐるしく変化しています。

 

戦力となる人材と共に、成長していくためには、ビジョンが不可欠。

 

そして、自分自身の成長が必須条件です。

 

そのためには、視野を広げ、圧倒的な行動力を兼ね備えなければなりません。

 

部下や社員のマネジメントが上手くいかない…

目の前の壁を越えられない…

社会のために、自分の力を最大限発揮したい…

 

なかなか目の前の壁を越えられないのなら、今の常識や信念が

邪魔をしている可能性があるのです。

 

秋山ジョー賢司氏が20年にわたる研究・開発成果を実践的知識とともに、

惜しみなくお伝えしていきます。

 

経営者、ビジネスリーダーのための学びの場にて、ぜひヒントをつかみに来てください!

 

お申込み、お待ちしております!

 

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【開催日時】

2019年8月20日(火)18:00~20:00(開場17:45)

【場所】神保町近辺

【金額】6,000円(ビジター)

3,000円(会員) ※当日現金払い

【定員】30名限定(先着順)

 

★詳細・お申し込みはこちら

>>>http://jujube-ex.jp/Lcc769/52801

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■『HR Journal』への質問はこちらにお寄せください。

meikai@jinji-hyouka.com

 

■『HR Journal』バックナンバーはこちら

http://jujube-ex.jp/Lcc769/62801

 

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